あなたは幸せになってはいけない

宮本章太郎

宮本章太郎

どんな事でもそうですが
自分とは関係ない、無縁のものだと思ってるなら
良い意味でも悪い意味でも、本当にそれまでのものでしかありません。

もし自分が、常に人を恨んでるようなら
常に恨んでなきゃならないかのような思い込みをしてる事ってありませんか?

恨みじゃなくても、愚痴なら愚痴で常に言ってなければならない。
自分が不幸だと思うなら、例え幸せだと思うような事があっても
常に不幸であると感じてなければならないと。

このように、心に抱えてるものが習慣化してしまうと
自分は何々であってはならないだとか
何々してなければならないというように
自己暗示のような思い込みを、自らかけてしまってる場合もあるんですね。

自己暗示は上手く活用すると
認知行動療法のごとく、発想の転換だったりプラス思考に変えられますが
自分では気づかないところで、マイナスの自己暗示をかけてしまってる場合には
まずそこに気づく必要があります。

どうですか?
今自分を振り返ってみて、思い当たるような節はありませんか?

こうであらねばならない思考です。

心理カウンセリングや認知行動療法などで、この事に気づいてしまえば
今後このような問題でも
比較的解決へと繋がりやすくなるんですね。

だからこそ、まずは気づく事が大事だと言われるのです。

そしてこのような自己暗示は
心理カウンセリングでじっくりお話を聴いてると
客観的に見えてくるものです。
自分では気づきにくいものだからこそ
それが悩みとして心の中に巣くってるわけなんですね。

ひとたび問題が見えてくれば
じゃあそれからどうすればいいのかを考える事が出来ます。

まずもって何が問題になってるのかも見えてなければ
問題に向き合う事すら出来ません。

あなたの抱えてる問題は、とても深いものだと思います。
そんな自分でもどうしようも出来ない深い心の問題を
誰が、心理療法なんかで治せるものかと
こんな風に思ってませんか?

もしかするとその思い込みこそ
マイナスの自己暗示なのかもしれませんね。



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