第三者という存在の大切さと必要性

宮本章太郎

宮本章太郎

親身になってカウンセリングしますとはいえ
基本的に心理カウンセラーは問題とは第三者の立場です。

しかしこの第三者というのがいかに大切で
必要であるのかを、今回はお話していきたいと思います。

例えば自分が車を運転していて
横断歩道などでゆっくりゆっくり歩いてる高齢者がいると
もっと早く渡ってくれないかなと思ってしまうものです。
急いでる時なんかは特にそうですね。
例え相手が誰であれ、歩行者優先なのはわかってます。
それなのについイライラしてしまうんです。

ですが、その高齢者に第三者が寄り添って
すみません、もうしばらくお待ちくださいねと
一緒に渡ってるところを見ると
仕方ないなと自分も寛容な気持ちになります。
イライラも軽減するんですね。

お互い気持ちの上で対立していると
運転者は運転者で、もっとはよ渡れやという気になりますし
高齢者の方も、これでも精一杯渡ってるんや
そもそも何で急いで渡らんといかんのやと
わざとゆっくり歩いたりして、その場が険悪なものになってしまいます。

そこに第三者が、別に仲介役というわけではないですが
間に入る事によって
物事が円満にいくという事もあるのです。

先ほどの話のように
運転者も寛容な気持ちになりますし
高齢者も、お待たせしてすみませんなという気になります。
二者の間だと対立しか起こらないような場合でも
第三者がいる事によって
また、存在するというだけでも
お互いの関係が緩和されたりするんですね。

とばっちりという事もありますが
それは第三者がどちらかに加担しようとした場合であり
基本的に第三者は問題と直接関係ないですから
自分の気持ちにクッションをおいて物事を考える事が出来るんです。
第三者がクッションの役割をしてくれるんですね。

これはあらゆる問題に通じるものですから
心理カウンセリングは悩みの解決に非常に効果があると言えるんですね。
心理カウンセラーも、問題に対して第三者ですから。
ただし心の悩みというのは
そんないっときの浅いものではありませんし
カウンセリングを受けたからといってただちに解決するものではありません。
問題が深ければ深いほど、長い目で見る必要があるんですね。

やはり悩みを一人で抱え込んでいては
思考も堂々巡りするだけですし
苛立ってばかりで気分も沈みがちになります。

どうせカウンセリングを受けたところでと諦めないで
よろしければお話しに来てみてください。
第三者の立場ではありますが
あなたの親身になってカウンセリングさせていただきます。



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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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