過去だけを見てる人は、人生必ず失敗する！

京都カウンセリングラウンジでは
月額制のカウンセリングを導入しています。

クライエントさんの利便性などを考慮して導入しましたが
実際はどうなんだろう？
果たして効果があるんだろうか？
ニーズにも応えられるだろうか？と疑問もありました。

ところがいざ導入してみると
おかげさまでクライエントさんにご好評をいただいてます。
カウンセリングの効果自体も高いものであるように感じてますね。

このように、システムというのは上手く機能してる分には何の問題もありません。
カウンセリングに限らず、世の中は様々なシステムの上に成り立っています。
電子機器はもちろん、人間関係とて例外ではありません。

例えばある企業内で、現在考え得る最高のシステムを構築し
作業効率も最大限に発揮できる。
これ以上の素晴らしいシステムは他にないだろう。
と、このように自負していたとしても
そのシステムが永続するかといえばそうではありません。

時代のニーズも変わってくれば
その時の状況や環境というものは常に変化していきます。
過去には上手く機能していたシステムでも
そのシステムがいつまでも通用するはずがないのです。
もちろん基本的な骨組みが残っていくという事はありますが
これは伝統を受け継いでいると言えるものです。

にもかかわらず、いつまでも旧式のシステムに囚われて
何で上手くいかなくなったのかと悩んでいたって
状況は何も変わりません。
新たなシステムを構築していかなければならないんですね。

過去や体験を活かすのは建設的で良いのですが
いつまでも過去に縛られて今を生きられなければ
物事が改善される事はないのです。

もちろんこれは、経営に限った話ではありませんよ。
家庭内であろうと周りの人間関係であろうと
一つのシステムと捉える事が出来ますから
先の話と同じ事が言えるんですね。
（＊参考コラム、4/13付「集団をシステムで捉える」）

このように、あの時はこうだったと
過去にあった事と比較して、今ある現状を嘆いていても
成長する事や得られるものは何もありません。
過去の栄光というのは未来に繋がる事はあっても
栄光自体があなたに何かをしてくれるという事はないんですね。

そんなものにずっとしがみ付いててはいけません。
次に向けて動き出すのです。

何も大きな事をやって成功するぞ！
成功しなければならないんだ！というのが人生ではありません。
それよりも何かやり遂げて
自分というものを充実させる事が人生ではないでしょうか。
それが人の人生まで充実させられるような影響を与えるものなら
言う事はありませんよね。

そのためにはいつまでも過去に縛られない事。
いつまでも現状を嘆いてないで、少しでも未来に動き出す事。

これらが大事なのだと、私は思います。



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