限界まで耐えて来られた方の精神状態

宮本章太郎

宮本章太郎

クライエントさんというのは今までしんどい思いをして
ようやくカウンセリングを受けに来られる方が殆どだと思います。

それはいわば、体中全身に起爆剤のような物をまとって
身動きの取れなくなったような状態だと言えるかもしれません。

仕掛け爆弾ではないですが
自分ではどうしようも出来ないですから
解体役である心理カウンセラーと一緒に
今までまとってきた起爆剤を解いていくという作業をしていかなければなりません。

ちょっとでも扱いを間違うと
すぐさまスイッチが入ってしまう危険性もあり
慎重に、そして丁寧に解いていく必要があります。
そのスイッチはいつどうやって入るのか
心理カウンセラーにも本人にもわからないんです。
ただわかってるのは
スイッチの入るギリギリのところでカウンセリングを受けに来られてるという事。

その抱えて来られたツライ思いを一つ一つ解いていくというのは
並大抵の事ではありません。

そんな不安定な精神状態のまま
よくぞここまで頑張って来られましたね、と私は思うのです。
ここまで辿り着くのも大変だったでしょうに。

全身に起爆剤をまとってるというのが
どんな状態か想像がつくでしょうか?
いつ爆発するかもしれない極限状態の中で日々を耐えて来られて
ようやくここまで辿り着かれた。

そうです。
一番ツライのはクライエントさんご自身なのです。
こんな極限状態から早く解放されたい。
これ以上こんな状態が続くと、自分でもどうなってしまうかわからない。
だからもう心の中はボロボロです。

今まで耐えて来たけどもう限界だ。
いつ爆発してしまうかわからないんです。
このままではいかん、このままではダメだ。
本当に苦しいんです。
そう思ってようやくカウンセリングを受けに来られるんですね。

そんなクライエントさんを
私は全力を持って支えていきたいと思います。
もちろん心理カウンセリングというちゃんとした心理療法の中でね。
その範囲を超えて全身全霊を捧げると
お互いがつぶれてしまい危険の中にさらされてしまうからです。
過度の親密性は関係が泥沼化してしまい
両者とも救われず共倒れに終わるという危険を生んでしまうんですね。

この関係性については
機会があればカウンセリングの中でお話したいと思います。

ですから皆さん
そんな重い重い起爆剤を沢山抱えてしまう前に
極限の緊張状態の中に陥ってしまう前に
ぜひ心理カウンセリングを受けに来ていただきたい。

そんなに苦しまなくてもいいんです。
そこまで一人で背負い込む事はありません。
自分でも手がつけられなくなってからでは
起爆剤を取り除くのも困難になります。

耐えて耐えてもがき続けないで
その爆発しそうな緊張状態から
早く自分を解放してあげましょう。

そうする事で
人生が全く変わって見えてきますから
どうぞお気軽にお電話してみてください。
あなたの心に抱えた起爆剤を
一つ一つ丁寧に解いていきましょう。



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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

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