どんなに目的地までが遠くても、最初の行動は一歩から

心の問題と向き合うときや
心理カウンセリングに際したときに意識していただきたいのが
自分の心に蓋をしない事。

これは心理カウンセリングを進めていく上でも
非常に大切な事です。

普段日常生活を送る上では仕方ないかもしれませんけど
心の問題に取り組むときに
自分の心を偽ったままでは、嘘をついていては
いつまで経ってもその地点から前へは進めません。

とはいえ、いきなり最初から心をオープンにして
自分の全てをさらけ出すなんて事は難しいと思います。

ですから徐々にでもいいですから
自分の出来る範囲で、段階的に心を開いていくという事を
少し意識しながら、心掛けながら取り組んでみてください。

信頼関係の問題や
カウンセラーとの相性、良し悪しも絡んできますので
なかなか心を開けないと感じたとしても
それはあなたの責任でも何でもありません。

その場合は一度、その事をカウンセラーに伝えてみてください。
そこからまた違う方法を探っていくことも出来ますから。

自分の感情を押し殺して
言われるがまま、なるがままに流されるのが
一番問題解決への道を遠ざけてしまう事にもなるんです。

とにかく心理カウンセリングに際しては
自分の心に蓋をせずに
思った事や感じた事を素直に表に出してあげる事。
普段の日常では難しいからこそ
こういう心理カウンセリングの場で
少しずつでも表現してあげられるといいですね。

それともう一つ。
カウンセリングに関してや悩み事に関しては
どうぞお気軽に、遠慮なくカウンセラーにご相談ください。
一つお問い合わせするのでも、人に道を尋ねるのと同じです。

中にはそれが難しいという方もいらっしゃいますけど
目的地に辿り着きたいのに
人に道を尋ねるのを躊躇して
結局いつまでも目的地に辿り着けないだなんてどうでしょうか？
ちょっと声をかけてみるだけですぐ解決したかもしれないのに。

このように、自分の中であれこれ試行錯誤してあまり難しく考えず
やってみると意外とあっさり事が進んだ。
なんて事は結構あるもんですよ。

心の問題はそう簡単に解決するものではないですけど
一つ最初の行動を踏み出さなければ何も始まりません。
変わるものも変わらないままに過ぎてしまいます。

不安は誰にだってあります。
あとはやるかやらないか、行動するかしないかの違いです。

まずは難しく考える事をやめて
自分の心に蓋をしない事から始めてはいかがでしょうか？
自分の気持ちに素直になる。
これが問題解決への一番の近道だと私は思います。



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