カウンセリングを続ける事の意味

宮本章太郎

宮本章太郎

カウンセリングというと
悩みを解決するところだと思ってらっしゃる方が多いと思います。
もちろんその通りなんですが、実はそれだけではないんですね。

ただ単に悩みを解決しにくるところだと思ってると
悩みが解決しない、自分の内面や問題と向き合わなければならないので
精神的にしんどいだけだ。
こんな風に思ってしまうと
結局何のためにカウンセリングを受けてるのかわからなくなってしまうんですね。

心理カウンセリングは悩みの解決だけではなく
カウンセリングを受けるという事自体に意味があるんです。

カウンセリングを受ける事によって
日常とは違う時間と空間を意図的に用意する。
ある意味強制的に日常から離れる事。
この事自体に重要な意味があるんですね。

なかなか悩みが解決しないからといって
日常の中に身を置いていれば
いつまで経っても悩みは解決しないままです。

しかしカウンセリングを受ける事で
その間は必然的に日常とは離れられますよね。
そうする事で新たな目線で物事を見られますし
問題の渦中から一旦身を置いて、客観的に考える事が出来るんです。

ですからちょっとカウンセリングを受けてみたけど
やっぱり何の解決もしないなぁと考えるのではなく
カウンセリングを続けるという事の意味を
もう一度改めて再認識していただきたいんですね。
そこにカウンセリングの重要な意味があるんです。

そして一つ憶えておいてほしいのが
心理カウンセリングという時間や空間というのは
"心の居場所"であるという事。

あなたが素の自分でいられるところ。
本当のあなたのままでいていいところ。
だからこそその中でいろんなものが見えてくるわけですね。

心理カウンセリングは、この事が非常に重要な意味を持つんです。
決して解決するかしないかの結末だけに焦点を当ててるんじゃないんですね。
このような捉え方だと、なかなか問題解決に至るには難しいでしょう。
そこに至るまでの経緯が、心理カウンセリングでは大切なんです。

ですので、カウンセリングってどうなんだろう?と迷ってる方や
カウンセリングで解決するのかな?と疑問をお持ちの方も
ぜひ続けてカウンセリングを受けてみてください。

その中で疑問があったり、違和感を感じるのであれば
それはまたお話くだされば相談に乗りますので
どうぞ安心して、まずは一度カウンセリングの扉をたたいてみてください。

あなたのための、自分のためのカウンセリングですから
必要以上に何にも心配する必要はありませんよ。
最初の勇気さえ乗り越えられれば
意外と気軽に受けられて
そうか、何も難しく考える必要はないんだと
カウンセリングを身近に感じられると思いますよ。



ご意見ご感想、あなたの聞きたい事を聞かせてください。
メールでけっこうですよ。
必ず目を通します。
また、こんなテーマで書いてほしいというご希望も
併せてお待ちしてます。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宮本章太郎プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼