メンタルヘルスの現状と勘違い

宮本章太郎

宮本章太郎

メンタルヘルスというと
悩みを抱えてる人や問題のある人を早期に見つけ出して
病院などで早めに対処してもらうとか一時休職してもらうなど
おおよそメンタルヘルスの対策を勘違いなさってる方も多いと思います。

職場や学校、家庭での問題もそうですが
予防のために本人に何とかしてもらうとか
あるいは何かしてあげるとかじゃなくて
その組織全体としての仕組み、ありようが問題になってるのであって
そこを改善していかなければ
根本的な解決は何も望めないのであります。

例え何かの対策によって、ある程度本人に復調の兆しが見えたとしても
原因となった組織全体のあり方が変わらない限り
形だけの一時的なものにしかならないという事は言うまでもありません。

ただ、その組織に所属し続ける事だけが良い結果になるわけではありません。
場合によってはその組織から離れることで
本当の意味でのメンタルヘルスに繋がる場合もあるのです。

問題を一つの視点から解決しようとしたり取り組んだとしても
どうしても改善が見られない事も多々あります。
そういった時こそ違った視点で見るように心掛ければ
本人にとっても組織にとっても
双方が良い結果を生む事にも繋がるんですね。

そして大事なのは、その事に気づかなければなりません。

言われたらわかるような事でも
いざ問題に悩まされてる状態の時には
なかなか自ら気づく事が難しいのです。

そこを上手く手助けしてやれるのが
心理カウンセリングなどを利用した
本来のメンタルヘルスというわけなんですね。

問題解決の答えは一つではありませんし
問題を見る視点も一つではいけません。
いかにしたらより良い人生を生きられるのか
これから一緒に考えて取り組んでいきましょう。



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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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