あなたは寛容ですか?それとも容赦ないですか?

宮本章太郎

宮本章太郎

相手を追い込むことがいかに危険かわかりますか?
わかってるようでも実際にはわかってない事が多々あります。
そして相手を追い込んだところでどうなるものでもありません。
むしろ事態は悪い方向へ向かっていくばかりです。

何かの状況や立場で、相手より自分が優位に立ってる時に
これだけは忘れてはならない事があります。

それは、相手に逃げ道を作っといてあげる事。

徹底的に叩きのめすという態度では
自分の狭量を自ら露呈しているに過ぎず
そこにいくら虚勢を張ったところで人の心は動きません。
他人の目からは劣等感むき出しのように映ります。

相手に逃げ道を作っといてあげると
相手は自ら考える余裕ができ
頭ごなしに責められてるわけじゃない事を感じられ
人間関係で大切な信頼関係に傷をつけずに人の心を動かす事が出来ます。

たとえ相手に非があり、自分には何の落ち度もなくても
自分に寛容な心がなかったり、感情的にしか物事を受け入れられないと
結局しんどいのは自分です。

話しも出来ない、話しの通じない人だ
この人に何を言っても無駄だと思われてしまったら人間関係の危機です。
そう思われて損するのは自分です。
自分の感情をコントロールできなくてしんどい思いをするのは自分。
相手を傷つけてばかりいて損するのは自分。
自ら自分の人生を追い込んで、人生が充実するはずはありません。
ほんとに人生が不満だらけです。

なぜいつもしんどいのか?
そこが見えてないんですね。
そこに気づいてないんです。

人生が不満だらけでしんどいままでいいなら何も言いません。
そのような意識や心のありようなら
これからも何も変わる事はないでしょう。
一生欺瞞に満ちた、心安らぐ事のない人生を歩んでいくしかありません。

自分の生きてる価値を決めるのは自分です。
他人の評価で価値が決まるものではありません。
ここまでと思えばそこまで。
こんなもんじゃないと思えばまだまだ先はあります。

気づこうとするかしないか
変わろうとするかしないかで人生はいくらでも変わります。

それでももし悩みから抜け出せないというのであれば
変わろうと意識してみてください。
変わることを意識してみてください。
そうすればおのずと人生が変わり始めます。
変わるための行動が伴うようになってきます。
そうなればそれがチャンスです。

変わる気のない人に何を言っても変わりませんが
変わろうと意識した瞬間からものの見方が違って見えてきます。
これこそが心理カウンセリングの真髄なんです。
私が心理カウンセリングであれこれ言わないのはこのためなんですね。
もちろんクライエント様によって関わり方は様々ですよ。

あなたに変わろうとする意識が生まれて初めて
人の話が耳に、頭の中に入ってきます。
まずは変わろうと意識してみることから始めてはどうでしょうか?

人生このままでいいならそこまでです。
心のあり方次第で人生はいくらでも変わるんだという事を
ぜひこの機会に体験してみてください。
心から真剣に取り組んでみてください。
自分を変えるのは自分です。



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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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