もしこうであればを考える その1

宮本章太郎

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今回は少し、半ば強制的に自分を納得させる
荒治療的な方法をご紹介したいと思います。

人は死んでしまうと、よっぽどの悪人でもない限り
生きてた時は苦手だったという人でも
なぜだかその人の良いイメージだけが残りますね。

その人の過去を振り返って
あんな奴だったけど、ほんとは良い奴だったんだな
もっとああしてやれば良かったと
生きてた時の粗探しよりもむしろ
その人の良いところを探そうとします。

今回の療法ではこの点を上手く利用したいと思います。
これを生きてる今に利用するのです。

悩みや今の状況をどうにかしたいと思うなら
もしこの人が死んでしまったら
どう思うだろう?どうしよう?どうなるだろう?
という事を考えてみてください。

死んでしまったらじゃなくても
もしこの人がいなくなったらでも構いません。

このように、常にこの人が死んでしまったらを考えると
あらゆる事に感謝をしたり
何か感謝のためや状況を変えるための行動を起こしやすくもなりますし
そのきっかけ作りにもなります。
相手を受け入れられる心の余裕も出てきます。

ただ漠然と考えてるだけではいけません。
本当にもし死んでしまったら
もう死んでいない状況を考えるのです。

そうすると何か相手に対してのイメージが
今までと変わってくるような気がしませんか?

もう死んでいないと思ってせいせいするかもしれませんし
自分では気づかないとこで
こんなにも自分のためにしてくれてたんだなと
何か新たな発見が出来るかもしれません。


次回はもう一つ違う方法をご紹介したいと思います。
お楽しみに。



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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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