あの人が悪いと言っちゃいけないの?

私はコラムなどで、何か問題を人のせいにしたりする事が
いけない事のように書く事があります。

しかし問題を人のせいにする事が
必ずしもいけないという事ではありません。
環境や状況によっては、人のせいにしておいた方が良いという場合もあるのです。

時にそれは、自分の精神を安定させ
守るために必要な場合もあるんですね。

自分の心が自分と(現実と)向き合える準備が出来た時は
人のせいにする事をやめて前に進み始めるのも良いですが
心の準備が出来るまでは、とりあえず人のせいにしておくという事も
精神を安定させる手段としてはいけない事ではないんですね。
これは心の防衛本能でもありますから。

自分の精神状態がどの段階にあり
悩みとどう向き合っていけばいいかは
実際のカウンセリングの時に見ながら進めていきますが
行為としてこれがいけないという事はあったとしても
人生としてこれがいけないという事はないんですね。

悩みと上手に付き合っていく方法を学べば
人生は必ず好転すると思います。
今の状況だけを見て絶望してしまうのではなく
ほんの少しでも、先の事に目を向けていくようにしましょう。

今が全てではないという事に、カウンセリングで気づいてもらいたいですね。



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宮本章太郎
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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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