東北地方太平洋沖地震について

宮本章太郎

宮本章太郎


11日に発生した東北地方の巨大地震ですが
先ずは被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げますと共に
一刻も早い救助と復旧をお祈り致します。

尚、この度の震災に関するお話しは
主にブログの方で記事を載せていきますので
良ければぜひそちらもご覧ください。


今回のコラムでは
こうした大災害に見る心理的な悩みとの関連について
少し書いていきたいと思います。

直接的な震災の被害を受けてない私たちは
テレビなどのニュースメディアを通して
様々な情報を得る事が出来ますね。

しかし現在もなお被災地で孤立されてる方や
情報を得る手段のない地域では
大惨事、非常事態が起こってる事はわかっても
どんな規模で、どこまでの被害が出てるのかはわかりません。
自分たちの事、目の前の事で精一杯です。

ですが私たちは得た情報をまとめて(整理して)
様々な対策や支援を施す事が出来ます。

これは心の問題にも通ずるものがあります。

つまり、何か悩みを抱えてる当人というのは
その問題の事で頭が一杯で
客観的な目でものを見る事が出来ませんし
冷静な判断が出来ずにいるんですね。

例えば被災地情報で
どこで炊き出しや給水が行なわれてるのか
私たちはメディアを通して直ぐに知る事が出来ても
情報源のない被災地の方は
直ぐにそういった必要な情報を知る事が出来ないんです。

そうすると全部当人の判断だけで対応しなければいけませんし
悩みを抱えてる当人ですから
情報を客観的にまとめる事も整理する事も出来ませんから
ますます悩みを抱えたままの状態から抜け出すのが困難になるんですね。

そういった意味でも
第三者が客観的に問題を見て、情報を整理する事で
当人にはわからない問題解決への道筋が見えてきますし
そういった支援が出来るというわけです。
この心を支援するものが心理カウンセリングなんですね。

心理カウンセリングは心を扱うからといって
決して感情的な同情をするものではありません。
あくまで第三者の立場から
あなたが抱える心の悩みと向き合っていくのです。


このように、大災害というのは規模が大きい分
大きな視点から見えてくるものや得られるものが沢山あります。
そして得られたものは、今後に活かす事が出来ます。

心理カウンセラーとして何か私に出来る事があれば
ぜひ協力致したいと思います。

どうかこの大災害を
皆様のお力と知恵を結集して
一丸となって乗り越えていきましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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