心理カウンセリングから学ぶ

宮本章太郎

宮本章太郎


今回は、私の心理カウンセリングの始まりをお話ししたいと思います。

少し心理カウンセリングの体験をさせてもらえるという機会があり
その集まりに参加したんですが
私の心理カウンセリングの始まりは
相談したい悩みを探す事からでした。

悩みっていろいろあるけれど
急に言われてパッと思いつくような悩みって
私にはあまりありませんでした。

細かい事なら沢山あります。
でもそういう悩みって、わざわざ相談するような事でもないですし
それを無理して問題化させる必要もないだろうと思ったんですね。
例えばいつも眠たいとか、朝起きるのが苦手だとか。
あとは頭を使った勉強が苦手だったり
物覚えが悪い、地理に弱いなどです。

もちろん人間関係の悩みでも
相談しようと思えば出来るような悩みもありましたけども
特に差し当たって、自分の中で問題を抱えてるような
悩みという悩みは思いつかなかったんですね。
そんな悩みでもない事を
わざわざ悩みとして問題化したくなかったんです。

じゃあ他に、自分の中で相談したい悩みって何だろう?と
ちょっと探してみましたが
正直、相談したいような悩みはありません。

私が人に、悩みはありますか?
どんな悩みがありますか?とたずねられ
悩みなんて思いつかないなぁと答えると
悩みがない事が悩みですか。
と言われる事があるんですけど
返答のしように困るので、そうですねと答えておきますが
実際は、悩みがない事を悩みだなんて思ってないんです。

でもだからこそ今
私は心理カウンセラーをやっていけてるんだと思うんですね。
特に際立った悩みを抱えていると
自分の悩みだけで精一杯になり
とても他人の相談なんて出来ません。

私は自分の中で悩みがあっても
物事を客観的に見ますので
それをプラスに転じる力があるんです。
いわゆるプラス思考ですが
ただ単に自分の気持ちを押し殺して
心に蓋をして良い様に考えるというのではなく
客観的な視点で捉えるからこそ
自分に全てが圧し掛かる大きな問題として捉えないんです。

そして心は正直です。
自分の心に嘘はつきません。
怒りの感情が湧いてくれば怒りますし
悲しみの感情が襲ってきたなら素直に悲しみます。
だからといって感情的になるのではありません。
自分の感情をコントロールする術を知ってるんですね。

これはひとえに、メンタル的なセルフトレーニングのおかげです。
ですから感情論でものは言いません。

どうしたらこのメンタルトレーニングが出来るのか?
これって別に悩みではないですよね。
どうしたら心理カウンセラーになれるのか?
心理学とはどういうものなのか?
これも悩みではありません。
どちらかというと興味や疑問の類でしょうか。
私はこういうところから心理カウンセリングの世界に入っていきました。

つまり心理カウンセリングというのは
悩みを話すだけじゃなく
興味や疑問から湧いてきた事でもいいんです。
それがより良い人生に繋がるわけですから
私のように、特に目立った悩みを抱えてなくても
自分の人生において心理カウンセリングは活かせるものなんですね。

もちろん社会の仕組みや企業経営
心によって作用する影響や
どんな作用が働くのかなど
心理カウンセリングは様々なシーンに活かせます。

心理カウンセリングをどう活用するかはあなた次第ですが
もし少しでも興味を持たれたなら
気軽にお話しに来られるのをおすすめします。
心理カウンセリングは、ものの捉え方が変わりますし
本当に人生を豊かにしてくれるものですから。



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併せてお待ちしてます。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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