書籍「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇宙の起源にまでさかのぼる時間の仕組み~」出版情報
そもそも人の活動一つ一つに意味なんてありません。
もしそこに意味や答えを求めるなら
全ての人間活動は、生きるという本能にのみ意味があるんです。
つまり、生きる事そのものにのみ意味があり
一人の人間の活動や行動の一つ一つに
答えというような意味なんてないのです。
その実、人が生きるという本能の大きな観点から見た時
今現在やってる仕事や勉強、仕草の一つ一つに
いったい何の意味があるのでしょうか?
その事にいちいち答えなんて必要なんでしょうか?
人の活動のあらゆる意味や答えというのは
全て生きるという本能に集約されるんです。
もし個人の言動に対して
いちいち意味が無いだとか、無駄だと責めるなら
人間が生きてる事そのものが意味の無い事ですし
無駄だという事になります。
それは個人が相手に対していだいてる感情的なものに過ぎません。
この宇宙、この地球、そして生態系の中で
人間が存在しなかったところで
自然界はどうって事はないのです。
何の影響もありません。
人間が存在してるという事が他の存在に影響を与え
そしてその事自体に意味があるんです。
人生に無駄なんて必要ないと言うなら
人が存在する事自体に意味がないですし
行動そのものが無駄であろうと何であろうと
それはその行動を行なってる本人が決める事であって
他人が決める事ではありません。
生きるという本能からみれば
何が無駄という事なんてないんです。
でなければ、食べて寝て生殖活動さえしていれば
他の事なんて全て無駄でしかありません。
物事はもっと大局から見れば
意固地になってる自分がなんてちっぽけなんだろうと
自分の器の小ささに気づくでしょう。
そして人は何かに気づいたら
そこから成長する事が出来ます。
だからこそ人が生きるという事には意味があるんです。
ただ、その一つ一つに意味を持たすのは個人であり
本人が自分の人生に意味を持たせれば
他の人間がとやかく口出す必要なんてないんです。
しかし人間というのは共存して生きており
社会生活の上に成り立ってますから
個人個人が好き勝手に生きてればいいというものではありませんね。
そのバランスが難しいところなんです。
自分の人生どうやって生きていくか
どんな意味を持たせるのか
わからないとき、迷われてるときには
私と一緒に考えていきましょう。
それが共存であり、人間が生きるという事なんですから。
あなたは決して一人ではありません。
お互いに支え合って生きるのが人間であるなら
そこに人が生きる意味があるのかもしれませんね。
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