破壊と否定

宮本章太郎

宮本章太郎


人は、自分が築き上げたものや培ってきたものを
壊したり壊されたくないものです。
ですから、それを否定するような変化には
強い抵抗感を持ち、変化を望みません。
そこに悩みの歪が生まれるわけです。

他人との接し方にも気を付けなければなりません。
人が築き上げてきたものや培ってきたものを否定しない。
これが相手を尊重するという事です。
考え方や価値観というのは
全て自らが、本人が変化させていくものです。
それを否定という形で、他人が強制的に壊したり
相手の尊厳を損なってはいけません。

これが相手を変えようとしない生き方であり
こういう生き方をする事で
その中で人は自らが変わり、成長していくのです。
相手にとっても、自分にとってもです。

人は何でも自分の思い通りにしたい生き物ですから
変化を受け入れたり、他人に何かを要求しない生き方というのは
ほんとに難しい事です。
それはそれで苦悩が伴うでしょう。

しかし一度身に付けてしまえば
大きな苦しみに悩まされたりする事もなく
今までの苦労も軽減されます。

それには、次ぎの事が大切になります。

人と話しをする事と、聴き上手になる事です。

人と何も話さないと
自分の事をわかってもらえません。
そして、ただ自分の事を話せばいいのではなくて
相手の話しも聴ける、聴き上手でないといけません。
聴き上手になると、相手の事もわかるようになります。

実は、こちらの聴き上手になる事が大切なんですね。
そうする事で、お互いがお互い
理解が深められるんです。
相手を受け入れ、そして自分も受け入れてもらう。
これがお互いを尊重するという事です。
そしてこれが、人間関係において最も大切なんですね。

聴き上手といっても、ただ黙って
ひたすら相手の話しを聞いてればいいのではありません。
それでは人間関係は形成されませんし
聴き上手とはいえないんですね。
相手があなたと話したい、あなたに話したい思う。
これが大事なんです。

その辺の細かいテクニックはここでは説明しませんが
もしそういう事でもご相談があれば
カウンセリングルームまでお越しくださいね。
先程も申しました通り
人と話しをする事も大切なんですよ。

相手の尊厳を壊さないで、否定しないで話しを聴く。
そうする事で安心感も生まれ、信頼関係もでき
本当の人間関係というものが築かれるんです。

まずは難しく考えないで
人と話しをする事から始めてみましょう。
これが最初の第一歩となりますよ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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