本当に現実には起こり得るのか

宮本章太郎

宮本章太郎


テレビなどの美談では、辛い時や苦しい時に
夫婦愛や家族愛で支え合い、乗り切ったという話しがあります。
しかし実際にそういう事例って多いでしょうか?
それ程絆というのは大事だというのはわかりますが
現実には一人で悩み、抱え込むケースが殆どだと思います。
特に悩みの原因自体が、夫婦間や家族間の問題である場合もあります。

世の中はそんな美談や綺麗事では成り立ってません。
現実は相当厳しいものです。
あなたの夫やあなたの妻、あるいは家族の誰かが
本当にあなたの事を理解してくれると思えますか?
苦しい時に、心の支えになってくれるでしょうか?

苦しい時といっても
本当に窮地に立たされた時なら助けてくれるかもしれません。

ですが現実を見た時
今が辛いのに、その事を話して通じるでしょうか?
どうしたの?と心配してくれるならまだマシです。
しかしたいていは、そんなの気の問題とか
そんな考えだからしんどくなるんだ
一体何をそんなに悩んでるんだなど
まるで他人事で
あなたの期待してるものとは違った反応が返ってくるはずです。
家族であっても、他者の反応とはそんなものです。
だからテレビの美談が羨ましいんです。

そうです、これというのも全て
悩みや相談を持ちかけられて
困るのは自分(持ちかけられた側)だから
問題に巻き込まれるのは嫌だから
という人間心理が働くからなんですね。
誰でも厄介事に巻き込まれたくはありません。
自分に問題が降りかかるのが嫌なんです。

一見あなたの事を理解してくれてると思える友人でも
ちゃんと最後まで面倒見てくれるわけでもないですし
いつまでもあなたに構ってられないでしょう。
いろんなアドバイスや説教をしてくるのは
実はあなたのためを思っての事ではなくて
早くこの問題から自分が解放されたいからなんですね。
もちろん本人はあなたのためを思って言ってるんですよ。
しかし隠れた心理に自覚はないんです。

その点心理カウンセリングの時間というのは
あなただけの、あなた専用のお時間なんです。
その時間だけは、あなたのためにご用意したお時間ですから
適当なアドバイスや説教、いい加減な対応はいたしません。
お悩みや問題解決に、真剣に、そして親身にお応えするのです。
それが専門職としての心理カウンセリングなんですね。

人生、家族や友人、周りの人間の支えがあってこそなんですが
それが現実にはなかなか難しい場合には
ぜひ心理カウンセリングをおすすめいたします。
相談事、そして心理面の支えの専門家と
ただの悩み相談との違いを感じていただきたいですね。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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