子供に絶対に言ってはいけない事

宮本章太郎

宮本章太郎


私が強く言いたい事があります。

何だそんな事も出来ないのか。
何だそんな事も知らなかったのか。

こういったニュアンスの言葉を
絶対に子供に向かって言わないでください。
思ったとしても使わないでください。
もちろん大人でも、誰に対してもです。

別に上から言い付けるように見下してるわけでもなく
自分としては軽く口にしただけだとしても
これらの言葉は潜在意識にものすごいダメージを与えます。
下手をすると一生記憶に残る出来事になってしまいます。
それほどダメージも大きく、衝撃的だからです。

この言葉は、発した本人に何の悪意もなくても
お前は無能な奴だという隠れたメッセージを
無意識に相手に植えつけてるのです。

もちろん言われた側の受け取り方にもよりますが
やはりそれでも、潜在意識ではかなりのショックになるでしょう。
ただ意識してるかしてないか
上手く対処・処理出来たか出来てないかなだけです。

子供が何か一生懸命に取り組んでて
ただ軽く口をついて出ただけの言葉として考えてみてください。

おいおい、そんな事もできひんのか?

え、そんな事も知らんの?

言われた子供はどんな気がするでしょう?
一生懸命やってる事に
そんな風に言われた子供はどう感じるでしょうか?
そういう事を言われ続けて育った子は
将来どんな風になるのでしょうか?

少し考えてみてください。

別に何ともない顔をしてるかもしれません。
本当に何とも思ってないかもしれません。

しかし、無意識下ではどんな影響が残ってるのかわかりませんし
人としての尊厳を傷つけるような
隠れたメッセージを送ってるという事自体が
そもそも相手を尊重していない
人として認めてないという事ですし
みずから自分の品格・価値を下げてる行為だという事は
しっかりと認識しておいた方がいいですね。

こう考えると、相手を褒めるという事が
いかに大切な事かがわかりますよね。

しかしこれも褒めすぎると
今度は逆に悪影響が出てくるんですねぇ。
難しいところです。

大人にはもちろんですが
相手が子供であっても、軽口は禁物ですよ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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