欲求が苦しみを生む

宮本章太郎

宮本章太郎


相手に何かを求めたり、他人に頼りきった生き方をしてると
ほんとしんどいですよ。
心の部分でね。

相手は自分の思う通りに動いてくれませんもの。
自分の道具じゃないんですもの。
何か見返りを期待しても
自分が求めるような反応は返ってきません。
それで当たり前なんです。

そして、自分の道は自分で切り開いていく事が大切ですが
それは何も、自分一人の力で生きていきなさいという事ではありません。
他人の助けや協力、支えというのは必ず必要です。

私の言ってる事というのは
大抵皆さんわかってらっしゃると思いますが
それはあえて言われたからわかるのであって
たとえそんな事はわかってたとしても
普段気づいてるか気づいてないか
意識に出来てるか出来てないかとでは
自分の人生、生き方にも、ずいぶん違ってきます。

これが自分を見つめるという事でもあり
心理カウンセリングを受ける大きな意味にもなるのです。
決して心が病んでるから心理カウンセリングを
という事ではないんですね。

私はこの偏見を、取り払っていければと思ってます。
そうすると、もっとカウンセリングルームにも
皆さん通いやすくなるんじゃないかと思いますからね。

カウンセリングルームは病を治すところではなく
心のケアやトレーニング
心に関する教室、ジムのようなものだと思っていただくと
ほんとに気軽に利用していいものだと感じていただけると思います。

しかし何より、あなたにとっての心の居場所だという事を
一番に感じていただきたいですね。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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