書籍「時間の始まり 宇宙はこうして始まった ~宇宙の起源にまでさかのぼる時間の仕組み~」出版情報
私には何の能力もありませんし、何の才能もありません。
自分ではそう思ってますが
実際に全くそうかといえば、決してそうでもないですよね。
例えば私の趣味にしてる写真なんですが
自分では下手くそだしいまいちだと思ってても
見た人からは、綺麗だとか上手ですねと言われた事があるんですよ。
自分では満足してないのに、不思議なもんです。
でもこんなちょっとした感動でも
人に感動を与える事が出来るんです。
これは誰かに強制されるものではありません。
自分の心から湧いてくるものだからこそ
自由な発想で、楽しんで続けられるんじゃないでしょうか?
そしてこれが、心の拠り所にもなるんですね。
たった一つでもいいです。
何か自分に出来る事を探してください。
見つけてください。
突出した技術や技能という事ではなく
何か没頭できる趣味があるならそれでもいいんです。
社交性ならあるというならそれでいいんです。
今まで自分が生きてきた中で
学んできた中で身に付けた能力。
それが何なのかを探してみてください。
やりたかった事や、別にやりたくはなかったけど
何故かそれについての能力はある。
というのでも構いません。
問題は、それを形にする事です。
実はここが難しいとこなんですね。
そしてそれには、自分に自信がなければ形にも出来ません。
自信というのは、自慢とか誇れるものとかそういうのではなく
人が人として生きていくための力の事を言います。
人は自信から発展的だったり建設的な思考が生まれます。
自分が自分であるための力であり
自分には自分にしか出来ない事や役割があるという事。
誰かに評価されたり批判されたりしない
己という存在を認め、信じる力です。
一見自分では大した事なさそうな事でも
何か自分に出来る事を形にしていく事で
他の人にとっても、あなたという存在が
かけがえのないものへと変わるんです。
そしてその芸(身に付けた力)というのが
自信を回復する力にもなります。
これが「芸は身を助ける」という事であると、私は思うんですね。
何も今の環境に、今の人生に固執し続けていく事はないんです。
私は心理カウンセリングという"芸"を身に付け
心理カウンセラーという道を選びました。
あなたがあなたらしくいられるお手伝いが出来れば
私は幸いです。