信念と覚悟【番外編】5

小橋広市

小橋広市

テーマ:人生の軌跡と羅針盤

今までにないほど疲れました。人って経験したことがない時間は、とても長く感じるし精神的に疲れますね。昨日は一般社団法人のWebページの打合せに加えて司法書士さんとの打合せが重なりました。

建築士事務所登録を行なった経験があったので最初は一般社団法人の登記も自分でしようと思っていました。昨日、打合せをしてみて司法書士さんにお任せして良かった。登記については自分では勉強したつもりでも解らないことだらけでした。

若かったら自分でやっていたけど、この年令になると集中力も記憶力も衰えていることに気付かされる上に専門外のことを自分で行なう時間が惜しい。とは言え、どうしてこのように疲れているのかというと理由が他にありました。

法人登記の打合せをしていると、段々、法人を背負う責任を感じてきます。不安だったらある程度コントロールできますが、責任だけはコントロールできないし逃げ道もありません。不安はないしワクワク感だけはずっと感じているのでそれが救い。

アイデンティティ
そういえば、先日、久し振りにテレビドラマを観ていた時に主人公の「起業する人に必要なことは信念と覚悟だ」というセリフがめちゃくちゃ刺さりました。自分の考えが正しいと信じ、先でどのように困難なことが起こってもそれを受け止める心構えができているかどうかで迷いなく進むことができるということでしょう。

普段なら何となく聞き流す言葉でもアンテナの感度を高めていると、その言葉が光り輝くように入ってくるものです。ふと考えてみると中学生の頃、学校の先生に憧れたことがあります。その頃は自分の学力では先生にはなれないと諦めていました。

いつ頃か忘れましたが、先生になれないけど学校を作ることはできると夢みたいなことを考えたことがあります。建築設計を始めてすっかりその頃の夢は忘れていました。でも昔の学園ドラマを観るとやっぱり先生はいいなぁと思ってしまいます。

いったい先生のどこが良いのかと深層心理の深掘りをしたことがあります。女子生徒にキャーキャー言われたいとか、男子生徒にに父親のように慕われたいとか。色々出てきて解った本当の想いは「他者に役立つことを伝えて喜んでもらう」ことでした。

建築設計が好きだったのは「他者に役立つことを伝えて喜んでもらう」が、建物に変わっただけで、まさに想いとしてはピッタリ。今は体力的に建築設計はできませんが、カタチを変えれば想いを叶えることができると思いませんか。自分はそれでワクワクしているのでしょうね。

しかし68歳になって夢を叶えようとしているとはね。人生って分からないものです。
私の大好きなブルース・リーの言葉で「As you think, so shall you become.」人は、自分が考えた通りの人間になっていく。この言葉は誰にも当てはまります。

自分が一歩も前に進めないと思えば、いつまで経っても前に進めません。しかし、勇気を出して一歩だけ踏み出せれば、その一歩の勇気が自信になって歩き続けられます。私はその一歩のきっかけになる協会をつくりたいと考えています。

ではまた進捗があったら報告します。


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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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