あなたが入れる怒りスイッチ
人は誰でもすごいことが100ある
幼稚園の頃、人と同じようにできなくて先生に怒られてばかりいました。だから幼稚園はあまり好きではありませんでした。
小学校に上がると工作と絵が大好きでした。小学生の高学年になると絵で何度か表彰され、友だちにすごいと言われました。先生にも褒められました。勉強が嫌いだった私にとって初めての経験です。
すごいと言われるのが嬉しくて、もっとすごいと言われたいと思って絵や工作だけは絶対に負けたくないと思っていました。それどころか、もっとすごいことをやらなければいけないと考えるようになりました。
そう考えるようになってから、絵を描くことや工作が楽しくなくなりました。なんだか創作することが辛くなって、それを考えていると眠れなくなることもありました。
ある日、祖父のそばで盆栽の植え替えを見ていました。いつも黙って私のすることを観ていた祖父が、突然、こんなことを言いました。「やりたいならやればいいけど、やらなきゃって思うならやめたらいい」
その時は何のことか分からず「うん」と答えただけでしたが、数日経って急に絵を描いてみたくなったのです。時間も忘れて夜遅くなるまで描いて完成した時、なんか楽しかったような気がしました。
それっきり絵は描かなくなりましたが、すごく楽になりました。だって「描きたい時に描けばいい」と思えるようになったからです。
「○○しなきゃいけない」と思っている時は「○○したくない」気持ちがどこかにあるということ。脳は苦痛を避けたいから先延ばしにします。
とは言え、仕事は楽しい時ばかりではありません。会社に勤務しているとできませんが、私のような仕事をしていると、やりたくない仕事は断われます。やりたいことだけできるので仕事が楽しいのです。
私のこの考え方は、祖父が教えてくれた「やりたいならやればいいけど、やらなきゃって思うならやめたらいい」これがマインドセットとして形成されているのでしょう。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
【小さな実践】
願いがないと言うのは、目の前のことを夢中になってやっているうちに、願いが叶ってしまうから、いちいち願いのことは考えなくてもいい