目的地に行く地図が違う
誰でも苦手な人の一人や二人はいると思います。職場の上司、趣味のコミュニティ、仲間、学校の友達などなど。
他者との関係性の中で苦手意識はどこからくるのでしょうか。
私の場合は仕事関係に数人いますが、プライベートではいません。当たり前ですが、プライベートまで苦手な人に付き合う必要がないからです。
ところが、仕事となるとそうもいきません。ストレスになりますが我慢して付き合います。だいたい私の苦手とする人は決まっています。
私の苦手意識の法則は3つあります。
その1つは上手くお伝えできませんが、色んな人間と付き合ってきて「この人はこういうタイプだろうな」という直感みたいなものです。これが意外に当たります。
2つ目は、私の性格と正反対の人。これはイライラや怒りの基になる「べき」の違いです。○○するべき、○○すべきではないのべきです。
人は自分の固定観念や価値観を無意識に相手に押し付けてしまうことがあり、その期待を相手が裏切るとイラッとしたり怒りに変わります。
自然にそういう相手を避けるようになります。そうは言っても仕事では嫌々でも付き合わなければいけない。それが苦手意識に繋がるわけです。
3つ目が一番多い事例かもしれません。
「自分の嫌なところが似ている」この場合は、自分で気付く人はまれでほとんど気付きません。
私はパートナーに、その相手の苦手な部分をグチっていたら「あなたにもそういうところがあるよ」と言われた時にはショックでした。自分では解らないものなんです。
これは前にもお伝えしたことがある「自分のことが観えない2つのブラックボックス」の話は下記にリンクを貼って置きます。これを読むと謎が解けると思います。
特に嫌なところは自分では理解しているようで、無意識に歪曲・一般化をして自己正当化しているのでまったく観えていません。
1つ目の直感的な理由は、2,3の理由に基づいた直感なんでしょうね。
どうでしょうか。あなたにも当てはめて意識してみて下さい。もしかして嫌だと思っている相手も同じように思っているかもしれませんよ。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「実は自分のことが一番観えていない
人間関係には2つのブラックボックスがある
【小さな実践】
苦手な人のどのようなところが苦手なのかを全てノートに書き出し、その中に他者から言われたことがある自分の性質と、似ている部分を抽出してみる