ボロボロ血管でも若返る
先日、30年振りに会社員だった頃の先輩から電話がありました。当時、先輩にどんな言葉使いをしていたかと考えながら、最初はぎこちなかったのですが、すぐに当時の関係に戻りました。
色々と話しているうちに先輩は、私の中のモヤモヤ感みたいなものを感じ取ってくれて、知人の事に置き換えて話してくれました。内容が自分と重なることが多かったので、いつの間にか自分のことのように聴き入っていました。
これが先輩の直接的なアドバイスだったら「何年も会ってないのに何が分かるのか」と突っぱねて壁を作り、先輩の言葉は一切入ってこなかったでしょう。
私のモヤモヤ感を第三者に置き換えて話してくれたので、他人事のように聴けて、冷静に俯瞰することができました。
先輩が知ってか知らずかコーチのようなコミュニケーションをとってくれたことで、ココロが楽になれたので、気持ちを切り替えて俯瞰できる究極の質問を2つ紹介します。
「あなたが私だったらどうすると思いますか?」
「あなたが◯◯さんだったらどうしたと思いますか?」
相手が混乱して周りが見えなくなっている時は、クライアント自ら他人の目玉で俯瞰し、答えの選択肢を広げる質問が有効です。機会があったら試してみて下さい。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
ありがちなことですが、せっかく学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「言い換えだけでプロコーチの質問になる」
コーチングの質問集
【小さな実践】
本人に直接言いにくいことは、第三者に置き換えて伝えてみる