自分軸を作る課題の分離 2

小橋広市

小橋広市

テーマ:関係性コンディショニング

前回は、私にあるようで無かった「自分軸」の話をしました。今回は、続きで自分軸と他人軸。そして課題の分離をお伝えします。

現在のコーチの仕事をするようになって、脳科学、メンタル、人間関係などを専門書やセミナーなどで深く学ぶ機会が増えました。

中でも私のバックボーンの1つ、アドラーは、「人間関係の悩みは全て対人関係の悩みである」としています。そのアドラー心理学の中に「課題の分離」という軸になる思考法の1つがあります。

期待値のズレ

課題の分離


私たちは「自分の課題」と「他人の課題」がゴチャゴチャになった状態になるから人間関係で悩むことになります。

そうならないためには、自分でコントロール可能なことと不可能なことを明確に分け、コントロール不可能なことに一喜一憂しない、というのが課題の分離の考え方。私に無かった「自分軸」の話が、「他人軸」と絡んでここに繋がります。

他人の顔色ばかりを伺っていると自分軸を見失い他人に振り回されることになります。その時に「課題の分離」をすると自分軸が観えてくるようになります。

ここで課題の分離を行なう際の3つのポイントをお伝えします。

・自分自身がいま集中すべきこと・最優先すべきことを明確にする
・自分がコントロ−ルできること・できないことを見極める
・定期的に自分の課題と他人の課題を整理して線引きする習慣を身につける

この3つをいつも意識しておくこと。とはいえ、最初は何か悪いような気がして心苦しいところがあると思いますが、そこを乗り越えて自分軸が明確になってくると、世界が違って観えるはずです。




終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

ありがちなことですが、せっかく学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。



今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「人間関係の悩みの3大要素」
承認欲求→競争意識→課題の分離とは


 

【小さな実践】
課題の分離の3つのポイントをノートに書いておき、人間関係で嫌な思考が出てきた時にノートを読み返し意識する習慣をつくる


 

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

小橋広市プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

小橋広市プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼