思い込みのワナ
私たちは「恐れ」や「痛み」に対して「回避」したいという防衛本能があるので、恐れていることや想像するだけで嫌なことは話したくないですよね。
でも、前に進もうと思ったら、恐れやココロの痛みと向き合わなければなりません。行動できない時に、自分が何に対して恐れを抱いているのかを予め知っておくことはとても大事なことです。
私は数年前、「U理論」と出合い、その時に行なったワークで、私の中の「恐れ」を知ることができたことで、それまでの元妻への大きな誤解が、一瞬で消えました。
そのワークは「その時点で他人に絶対に言われたくない言葉」をどんどん掘り起こしていきます。その言葉を言われた結果、最悪の状態に陥って打ちひしがれてしまったとします。
そんな打ちひしがれている時に、どのような自分を全否定する言葉が頭をよぎってくるか。 例えば「所詮、自分は◯◯なんだ」というような心の奥底で恐れ、常に自分を全否定している言葉、ろうばいする言葉、地雷の言葉を引き出します。
こうしたワークで、私が絶対に他人に言われたくない言葉は「偽善者」でした。この言葉を無意識に恐れていたことで、人間関係がこじれ行動に制限がかかっていました。
この絶対言われたくない言葉の先には、恐れや不安があります。できたらしんどくても恐れや不安を取り除いていた方が生き方が楽になります。
恐れの言葉を言われたとしたら自分がどうなるのか。先で起こる不可解な事を明確化していくと不安要因が洗い出されます。更にその先の先のというように行き詰るまで掘り下げていくと、その課程で気づけることがあります。
気付いてしまうと、案外、起こりそうにない事に不安を抱いたり、取り越し苦労だったりするので、知ることで不安は恐れは消えます。
あなたの状況・状態・環境などに合わせて当記事の内容をアレンジし実践して下さいね。人はアウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
もう1つ大切なこと、せっかく学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。もったいないです。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「NLPを応用しコーチングを学ぶ「NLP」4」
観点切り替えマップで俯瞰する
【小さな実践】
前に進めない時、何に恐れ、何が制限しているのかをノートに書き出し、その恐れや制限の先の先まで掘り下げて書き出してみる