自然災害と事件は他人事ではない

小橋広市

小橋広市

テーマ:人生の軌跡と羅針盤

新型コロナウィルスでステイホームによってストレスが溜まっていたのか、最近、凶悪犯罪が目に付くようになったり、地震も各地で起こっている中で、これからゲリラ豪雨や台風のシーズンもやってくる不安もあります。

台風や大雨による洪水の報道をテレビで観ていた時、雨風をしのげる部屋で寛いで食事ができ、布団の中で睡眠がとれる状態なのに、被災地の人たちに同情している自分を偽善者のように思うことがありました。


私は1995年1月17日阪神・淡路大震災の三日後、建物危険度判定の業務で大阪を過ぎた当たりから歩いて神戸に入りました。

現場に入ってからは、建築の専門家でありながら、あまりにも無力な自分が情けなく悔しかったのを鮮明に覚えています。

建物判定ラベル

建物危険度判定で要注意という黄色のラベルを貼ると、建物の持ち主から仮設住宅の優先順位から外れるから、赤色のラベルを貼ってほしいと言われたこともあります。

現地に入ると、こんな被災者の気持は理解できます。実際問題として黄色ラベルの家屋は、耐震工事を行わないと家に戻ることができませんからね。

判定業務のボランティアでは一週間、プレハブの机の上のシュラフで寝ました。その間 何度となく起こる余震で眠れません。後にそれが私の中で地震の爪あととなって、ちょっとした地震でも心が凍るような心理状態になります。

当時、被災地にはマスコミが大勢いました。ガレキの下に生存しているかも知れない母親を心配し呆然としている子どもに、インタビューするリポーターに「やめろ!アホか」と叫ぶ被災者の人たち。

被災者のストレスは災害の直後には表われません。時間が経過して現実に戻った時、心の闇は数ヶ月から何十年も続くでしょう。

被災者でない方の多くはどんなに大きな自然災害も、時と共に忘れます。 それはそれで仕方がないこと。教訓として残しておけば良いことです。

嫌な出来事は忘れ、時間が経てば普段の生活に戻る。ある意味、自分のココロを守る防衛本能です。心を守る防衛本能はプラスに働いたりマイナスに働いたり。

人のココロはガラスのようなもので、生存本能を脅かす衝撃的な出来事があれば、たやすく亀裂が入ります。人によってどんな形でココロや身体に出てくるか分かりません。

今回の新型コロナウィルスもそうですが、社会が一変する出来事は、ある日突然やってきます。これからの暮らしの中で、自然災害、事故、凶悪犯罪、いつ巻き込まれても不思議じゃないという心構えだけは意識しておきましょう。




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「江戸時代の情報量に戻して人生を楽しむ」
ポジティブ情報80%、ネガティブ情報20%のココロのバランスがベスト



【小さな実践】
これからの日本に想定外の災害はなく、全て想定内と考えて自分でできることは準備しておく


 

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