ストレスを科学的に軽減する
ステイホームから少しずつ経済の方向に舵を切り始めましたが、まだまだ元の生活からは程遠いですね。そんな中で、ご主人のリモートワークでイライラしていませんか?
・掃除をしていてもゴロゴロされて邪魔
・家事を頼んでもしない
・何をしてあげても「ありがとう」を言わない
・料理を作っても「美味しい」と言わないので作りがいがない
・服を脱ぎっぱなし
・子どもでもできることができない
・リモートワークで「カメラに映るので片付けろ!」と言われる
・子どもが騒いでいると「仕事の邪魔をするな!」と怒鳴る
ご主人にしても、リモートワークは目標の達成感がないし自宅では集中できないので、お互いにイライラするという悪循環が生まれます。
そんな時に騙されたと思って次のことを実践してみて下さい。
「マインドフルネス」って聞いたことがありますか?
マインドフルネスを解りやすく言えば、「座禅」の宗教的な要素を取り除き、神経科学的に行なう瞑想みたいなもの。
今ではGoogle社やYahooの社員にも心を整えるプログラムとして取り入れているようです。これもNLPやアンガーマネジメント同様1970年頃にアメリカで生まれ、日本で一般人が耳にするようになったのは数年前から。
マインドフルネスを実践すると、呼吸と身体を五感で意識するというNLPの要素がかなり入っているように感じました。
座禅はイメージ通りに体感できるようになるまで時間を要しますが、マインドフルネスはイメージする言語が解りやすいので、誰でもすぐに体感できます。
コーチ、カウンセラー、セラピスト、心療内科医、マルチタスクで行なう職業の方などのストレスが溜まりやすい方は、朝夕、15分でもマインドフルネスを行なうと心がリセットされます。
私は朝夕にマインドフルネスの時間を15分間実践しています。最近では散歩中や電車の中でもできるようになりました。
マインドフルネスは朝夕だけにして、一日の中で集中力がなくならないように、タイマーを50分間かけてその間は仕事に集中し、10分間、ステッパーを踏むようにしています。そのサイクルを保つことで集中力が切れることはありません。
マインドフルネスのやり方
マインドフルネスは、イスに浅く座った状態で姿勢を正して足は肩幅に開き、上半身は頭を天井から吊るされているようにイメージします。手の平を上に向けて膝の上に置き、肩の力を抜いて静かに目を閉じて呼吸を意識します。
呼吸の吸い始めと吸い終わり、吐き始めと吐き終わりを意識します。息が通る鼻、口、喉、胸、お腹というように隅々で呼吸を意識します。
次に頭の上、後頭部、瞼の裏、首、肩、背中、腰、足の裏というように全身を息が流れるように循環させます。最後に瞼の裏を意識して静かに目を開けて終わりです。
マインドフルネスをしている時に雑念が浮かびますが、雑念が浮かんでも無理やり意識の外に追いやるようなことをせず、雑念が浮かんだ事実を受け入れ静に基の状態に戻ることを意識。「優しく戻る」という感じです。
家庭内でイライラや怒ることが多くなったら、脳が疲れている証拠です。一人で公園にでも行って、このマインドフルネスを試してみて下さい。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「マインドフルネスのボディスキャン」
さらに深いマインドフルネス
【小さな実践】
疲れたと感じた時、呼吸だけを意識して毎日、5分間だけ1ヶ月間継続してマインドフルネスを実践し、どのような効果があるか探ってみる