ボロボロ血管でも若返る
イソップ童話の「ウサギとカメの物語」
今回は別視点から「ウサギとカメの物語」の話をしてみたいと思います。
足の速いウサギと足の遅いカメがいました。ウサギに馬鹿にされたカメは、山のふもとまでかけっこ勝負を提案しました。
ウサギは、自分が負けるわけがないと自信満々で、かけっこを始めるとやはりウサギが、あっという間にカメを引き離しました。余裕で勝てると思ったウサギは、途中で横になって居眠りをしたのです。
一方、カメは一歩ずつ確実に前へ前へと歩いていました。やがてウサギが目を覚ますと、すでにカメはゴールをしていました。
このような内容でしたね。この「ウサギとカメの物語」の本当に伝えたかったことは何でしょうか。
一般的に言われているのが、ウサギの教訓。才能があってもそれに甘んじてはならない。何があるか分からないので油断大敵だということ。一方、カメの教訓。コツコツと真面目にやっていれば目的を達成することができる。
ウサギの立場、カメの立場、それぞれ諸説ありますが、これを違った側面から考えることもできます。
ウサギとカメの別視点
私の「ウサギとカメの物語」の解釈は、カメはけして頑張っているわけでななく、競争にも勝ち負けにも興味がないだけで、只々、道を前に進むことが楽しかったのです。
地面を這いつくばって前に進むしかないカメの視界は地上から数センチの世界。その世界を楽しんでいるカメにはウサギの存在はありません。ウサギに声をかけなかったのは興味がなかっただけ。
一方、ウサギはカメを見下すだために走り、自分はスゴイって証明したいだけ。とこのような解釈をしてみました。
私が「ウサギとカメの物語」をひとつの例え話として伝えるとしたら
カメは、他人に気を使ったり顔色を伺うというような他人軸に惑わせず、自分が興味があることや楽しいことが素直にできる自分軸を持つことを大切にしている。
一方、ウサギは、いつも他人の小さなことが目に付き不満を感じていて、もっと自分を認めて欲しいという承認欲求が強く、他人より上にいることで充実感と安心感を得ている。
とこのような例え話もできますね。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「得意なことを活かせる環境を見つける」
明確な自分軸があればブレない
◇「パレートの法則に基づく楽して成果を出す方法①」
エッセンシャル思考とは
【小さな実践】
別の「ウサギとカメの物語」の解釈を考えてみる