認知症かもしれないと感じた時

小橋広市

小橋広市

テーマ:認知症介護者の憂鬱

「遠距離認知症介護者の日記」のテーマの記事は、お袋が認知症になった初期の頃を記録として残すためにアップしています。

ここから2015年11月7日の話


認知症じゃやないかと思うくらい物忘れがひどい! 本当にひどいのです。昨日まで使っていた言葉が出てこない・・・私のお袋が認知症なのでもしや・・・などと本気で考えています。

2つのタイプ

認知症は冗談ですが、私は「ド天然」だと言われています(^^) 自分では、空気は読めるし行動にもそんなに無駄がないと信じていたのに・・・

実は、最初に私に天然と言ったのは、パートナーで、彼女によると私は類を見ないほどのド天然で、会話の中で突然、話題に関係のない言葉が出てきたり、行動もかなり変だそうです。

まぁ、こんな私ですが、仕事ではいたって普通なんです。これには理由がありまして、人間の脳は、図書館のカテゴリー別に分けた本棚に本が置かれているように、神経細胞のネットワークがあるそうです。

通常なら、カテゴリー別に記憶され、関連するキーワードによって記憶したことを呼び出す仕組みですが、私のような天然は、記憶する時に適当なカテゴリーの本棚に置いてしまうので、キーワードで呼び出しても無意味なんです(笑)

ところが仕事となると、記憶の定着を意識するので、大切な内容に関連している自分がイメージしやすいキーワードを結びつけ、カテゴリー分けした本棚に整理します。この作業はを声を出して行ない耳からも内容が入るようにします。

3日間くらい、何度も記憶の本棚から引き出しては本棚に戻す作業を繰り返して脳に定着させます。3日過ぎれば、1ヶ月に一度繰り返していると半年も経てば完全に定着しています。

このような方法で記憶しているので仕事で使う専門知識や用語は、今のところ、無意識的に出てきます。でもね繰り返して定着する作業を忘れたらアウトです。

ここから現在


この頃、お袋の認知症を受け入れられず、私自身が認知症じゃないかと頭が混乱していました。この頃のことを思い出すと、実家に帰ってお袋の相手をしている時には、軽症ウツになっていたように思います。


あなたにも気付きがありますように



【小さな実践】
記憶の本棚は、思い出した記憶を本棚に戻す時に、記憶にキーワードを関連付けし、本棚に整理して置き何度か出し入れして定着させる


 

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

小橋広市プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

小橋広市プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼