目的地に行く地図が違う
昔、大手企業の勤めている時にイヤミや皮肉を言われたことがありました。最近、そんなこともなくなりました。まぁ言われても分からない天然っていうのもありますけどね(笑)
私が思うに、類は友を呼ぶと言います。昔はイヤミや皮肉を言うような人との関わりが多かったのでしょう。
しかし、長い人生、何があるか分かりません。いきなりイヤミを言われても上手く切り返せないとストレスになります。その頃、私なりにイヤミや皮肉の切り返し方を研究したことがあります。
切り返しで一番大事なポイントは「感情的に切り返さないこと」感情で切り返すと相手の術中にはまり、相手も攻撃的に切り返してくるし周囲の評価も下がります。イヤミや皮肉には、時には笑顔で、時には無表情で返すように心がけていました。
では、私がその頃に試して効果があったいくつかを紹介しますね。
「オウム返し」は楽で的確な方法です。「そんなの常識でしょ!」と言われたら「そうでした常識でしたね」「忙しいのに残業せずに帰るの!」→「ええ忙しいけど残業しないで帰ります」と相手の言葉を借りて返します。
・「罪悪感返し」強烈な皮肉を言われたら、「そんなふうに言われるとショックです」と正直な気持ちを言うと、相手は表面上取り繕うかもしれませんが、内心では罪悪感が湧きます。
・「ユーモア返し」「そんなこと猿でもできるよ」→「へぇ~猿にもお詳しいのですね」とユーモアとも皮肉ともとれる返しです(笑)
・「シャットダウン返し」ネチネチと言ってくる相手には「なるほどよく分かりましたので今後の参考にします」「貴重なご意見ありがとうございました」とイラッとした気持ちを抑えて会話を強制終了し、その場から離れることです。
・「褒め返し」「あなた上司から信頼されて将来有望ね」などと皮肉を言う人は、承認欲求が強いので、相手を真剣に褒める「私なんかより◯◯さんの方がもっとすごいと思います、きっと観る人は観てますよ」
・「ポジティブ返し」「気楽でいいねぇ~」と言われた時は、「そうなんです、自由を満喫しているので毎日が楽しいです」とポジティブ変換して返すと、相手のイヤミをスカスことができます。
これらの返しは、自分に合うものを試してみて下さい。結果はすぐに出ないかもしれませんが、テストしていると思えば気が楽になるはずです。
イヤミや皮肉を言う人は嫌われます。これらの人は、神経質、イヤミを言っている自覚がない、承認欲求が強いなどの共通点があります。どのように切り返しても、相手がどう思うかは気にすることはありません。
イヤミや皮肉を言う人は、劣等感が強いか、神経質で承認欲求が強い人。さらに劣等感が強く、神経質で承認欲求が強く、嫌われる総合商社のような人もいます。
そのような相手をコントロールすることは不可能なので、面倒な人とはなるべく関わりを持たず距離を置くことをお勧めします。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「人間関係で悩む、嫌な人への接し方
イヤミや皮肉を言う人の共通点は劣等感と承認欲求が強い
◇「人間関係で大嫌いな人を好きになるエピソード
相手の意表を突くと少しずつ相手が変わり関係性が良くなるかも
【小さな実践】
苦手な人ほど大好きになる可能性がある「合わせ鏡の法則」の中に答えがあるので深堀りしてみる