短期的から根本的に変容できる長期的なコンテンツにシフトチェンジ
今日は、私の講座の自主開催をしているウィングス京都で絵本のビブリオトークがあったので参加してきました。私自身はビブリオトークの参加は初めてで参加者は10人で内二人は男性。
各自、お勧めの絵本を持ち寄り、持ち時間3分くらいで内容と書評を発表するもので、絵本を通して参加者さんの子どもやお孫さんへの想いを聴ける、楽しいイベントでした。
絵本は親が子どもに読み聞かせる目的に使うものだと思っていましたが、絵本作家の価値観や人生観も垣間見ることができます。
そして絵本を通して、子ども社会の人間関係やアイデンティティ、価値観などを学べる上に、親も自身の人生観を振り返ることができる素晴らしい親子のワークツールだと感じました。
今回、絵本のビブリオトークした中で、多く出てきたキーワードは「待つ」でした。
子育てにおいて、「待つ」を「我慢」できないことが、大きなストレスとなってイライラや怒りの原因になるというもの。
日常の中で待つことは、交通渋滞、◯◯の順番、乗り物、人、身支度、食事などなど。このように待つことのストレスが思いの外多いことが分かります。
イライラや怒りの原因のほとんどが「不安」と「待つ」と言っても過言ではありません。最近の事件を見ていると、我慢できないから◯◯をする。我慢できないから人を傷つけるというケースが増えました。
昨今、時間に追われるスピード重視の社会で生きていると、ゆっくり手間を掛けて時間を楽しむ時代が懐かしい気がします。
せめて子育ては、子ども自身が行動して学ぶことを信じ、親はそばで見守りながら「待つ」ことが、未来の子どもの成長に繋がるように思います。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「良質な人間関係は待つことで熟成される」
「待つ」こと「我慢」することで感情が熟成する
◇「衝動的な怒りをエレベータートレーニングで克服できる」
「待つ」トレーニング法
【小さな実践】
子どもが駄々をこねる時に、5つの基本欲求「楽しみ」「チカラ」「愛情」「自由」「生存」のどれを子どもが求めているかを掘り下げてみる