感情俯瞰ノート 第3章.2
人間関係の悩みが解決すると、ほとんどの悩みが解決できると言われます。前にアドラー心理学の「課題の分離」についてお伝えしたことがあります。覚えていますか?
「親子」「家族」「友人」「職場」このような身近な関係性ほど課題の分離をし難いようです。
自分の時間を生きないで、他人の時間に無理矢理に首を突っ込んでしんどい思いをする生き方をしている人が「課題の分離」ができていない人です。
他人の顔色を見て気を使いながら生きていくのは、想像しただけでしんどいです。「みんな◯◯しているから」「それは世間の常識だよ」というような一般論に惑わされて自分の時間を削り、他人の時間を生きる。これはやめましょうよ。
では早速、自分の時間を取り戻すためにワークをやってみましょう。
・嫌々やっていること
・惰性でやっていること
・付き合いでやっていること
・みんながやっているからやっていること
・習慣になってやっていること
これらを思い当たる限りノートに書き出してみましょう。その中から、自分の課題と他人の課題を仕分けし、他人の課題は思い切って全て捨てましょう。そして自分の課題をより濃くなるように抽出しましょう。
このワークを行うことで、今までどれだけ自分の大切な時間を他人のために使っていたか整理できるはずです。
ものは試しやってみて下さい。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「他人の目を気にするのは他人の人生を歩くのと同じ」
課題の分離を知るには「ドライバー」と「ゲシュタルト療法」を学ぶ
◇「人間関係の悩み3大要素のおまけ」
課題の分離の次は貢献感を養う
【小さな実践】
本文の続きで、自分の課題を抽出したら、その中から専門性のあるものを絞り込み、あなたが熱中できるものを探してみる