感情のコントロールはできるのか?

小橋広市

小橋広市

テーマ:怒りのエモーションコンディショニング

感情のコントロール


この間から自分と向き合いながら感情の出処を探っています。

というのは、私はこれまでアンガーマネジメントの講座で「怒りの感情をコントロールしましょう」などと、大それたことをお伝えしていましたが、果たして感情をコントロールすることなどできるのでしょうか・・・?

例えば、こんな事例でお伝えしていました。

「夫婦喧嘩の最中に、突然、友人が遊びに来ました。その友人を迎える時に怒った感情のままで対応しませんよね。恐らく、怒った形相から笑顔は無理にしても、普通の顔を装います。これが怒りをコントロールしているということです」

なんてことを事例としてお伝えしていましたが、これは怒りという感情をコントロールしているわけではありません。「ケンカをしていることを知られたくない」「普通の顔をしなきゃ」という思考が働いているだけです。

怒りの感情をコントロールするというより、先に思考が働いた結果、怒りの感情がクールダウンしているだけです。

つまり、直接、感情をコントロールすることはできませんが、思考を変えることである程度、感情にも変化を及ぼすことができるということになります。

怒り

マインドセット


私は、どうも「コントロール」という言葉を好きになれません。「操る」とか「誘導」するというようなイメージが働くからでしょうね。

思考を変えることにフォーカスすると、どうしても「マインドセット」が切り離せません。マインドセットについては、事例を入れながら、今までとは違う切り口でお伝えしていきたいと思っています。



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「マインドセット」
このブログを立ち上げた頃に書いた記事です。

「書き換えるマインドセットの見える化」
マインドセットの中の習慣を変えるには



【小さな実践】
マインドセットを変えるには小さく思考を変えていく。まず小さく変えたい思考を書き出してみる


 

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小橋広市(講師)

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