あなたが入れる怒りスイッチ
ちょっと前の話ですが、知人がやっている「マインドフルネスと感情知」というセミナーに参加してきました。
セミナーに参加すると得るものが多く、場の入り方、終わり方、全体の構成、場作りなどね。セミナーや講座は、最初の場作りを失敗すると、最後まで雰囲気がギクシャクしますからね。
マインドフルネス
それはさて置き、「マインドフルネス」を聞いたことがありますか? 数ヶ月前にテレビの番組でやっていて興味を持っていたところ、知人がやってるというので早速、参加したわけです。
マインドフルネスを解りやすく言えば、「座禅」の宗教的な要素を取り除き、神経科学的に行なう瞑想みたいなものです。
今ではGoogle社やYahooの社員にも心を整えるプログラムとして取り入れているようですね。マインドフルネスも、NLPやアンガーマネジメントと同じ頃の1970年頃にアメリカで生まれ、日本で耳にするようになったのは数年前。
実際にマインドフルネスを行ってみると、呼吸と身体を五感で意識するというNLPの要素が入っているように感じました。
座禅はイメージした通りに体感できるようになるまで時間を要しますが、マインドフルネスはイメージする言葉が解りやすいので、すぐに体感できます。
コーチ、カウンセラー、セラピスト、心療内科の先生、マルチタスクで行なう職業の方などのストレスが溜まりやすい方は、朝夕、15分でもマインドフルネスを行なうと
心がリセットされます。
私がマインドフルネスを行なうのは朝の15分間だけですが、意識を巡らすことに慣れると散歩中でも電車の中でもできるようになるそうです。
少し集中力がなくなったと思ったら、3分でも良いのでイスに座った状態でマインドフルネスを行なうとスッキリします。
実践するには
簡単にできるマインドフルネスは、イスに浅く座った状態で姿勢を正し、足は肩幅に開き、上半身は頭を天井から吊るされているようにイメージし、手の平を上に向けて膝の上にのせ、肩の力を抜いて静かに目を閉じて呼吸を意識する。
特に呼吸が大事で、呼吸の吸い始めと吸い終わり、吐き始めと吐き終わりを意識します。そして身体の鼻、口、喉、胸、お腹というように隅々まで呼吸の流れを意識する。
次に頭の上、後頭部、瞼の裏首、肩、背中、腰、足の裏というように全身の箇所で、室温や空気の流れを意識し、最後に瞼の裏を意識して静かに目を開けるという流れで行ないます。
マインドフルネスをしている時に雑念が浮かびますが、その時は静に基の状態に優しく戻ります。雑念が浮かんでも無理やり意識の外に追いやるようなことをしないで下さいね。
一度に覚えるのは大変なので、1つの箇所が意識できるようになったら、次に進むように「小さな習慣」を積み上げるように実践してみて下さい。
【小さな実践】
朝か就寝前に呼吸の空気の流れを意識し、毎日5分間だけ1ヶ月間継続してみる