関係性コンディショニング
4月から新元号に変わりますね。
2019年は、身の周りの印刷物や元号に関係するモノが全て新しくなるので好景気になるかもしれませんね。
ミスコミュニケーション
自営業になってから正月休みは、三日間のみ。
サラリーマン時代、人間関係やらなんやらで仕事始めの日は超憂鬱になる日でした。私のように職場で人間関係に悩んでいる方は少なくないと思います。
些細なことが原因で、会社に行きたくなくなることもあるでしょう。言葉のちょっとした言い回しで互いに歯車が咬み合わなくなったり、言い回しひとつで人間関係が壊れることは多々あります。
当時、後輩からこんな愚痴をよく聞きました。「上司の言うことがいつもコロコロ変わってイライラするけど直接言えません」上司の場合はイライラしても言いにくいので、それが溜まってくると超ストレス。
でも、この上司はもしかしたら忘れっぽい性格の人かも知れないので、こう言ってみてはどうでしょう。「確認してもよろしいですか?以前は◯◯と仰っていましたが、
今回のご指示は△△でよろしいですか?」
上司の指示が変わる度にこう問いかければ、本当に忘れてたら自分の忘れっぽさに気が付いてくれるかも知れないし、あなたのストレスも少し軽減されるはずです。
家庭でよくあるパターンが、イライラにまかせて、奥様がご主人に、「いつも帰ったらテレビばかり観て、少しは何か手伝ってもいいんじゃない!」
私たちは、外からの情報を省略・歪曲・一般化というフィルターを通して、上記のような言い回しになります。
奥様がご主人に対して言ったフィルターを通した言葉に、下記の質問をしてみました。
「いつも」→ 本当に毎日でしょうか?
「テレビばかり」→ 本当に他に何もしていませんか?
「少しは」→ まったくやらないのか?
「何か手伝っても」→ 具体的に何を手伝ってほしいのか?
とこのような突っ込んだ質問をすると、双方のコミュニケーションがより具体的になりますが、奥様の感情を言葉にすると、このようなフィルターをかけるので、相手にはネガティブな言葉しか伝わりません。
このように奥様から言われたとしたら、会社でストレスが溜まっているご主人は、売り言葉に買い言葉でケンカになります。 会話は、感情にまかせて言ったり、伝わると思っている言葉も、時としてひとり歩きします。
最初は些細なことから始まりますが、やがてとんでもない負のループに陥ります。一度、負のループが始まると、「何故、分かってくれないの、ちゃんと聴いているの!」という全て相手に原因があるかのような言葉が行き交います。
あなたの行動(言葉・表情)は自分自身には観えないものです。でも、あなたの内面のトーンはそのまま表情や態度になって相手に伝わります。省略・歪曲・一般化というフィルターは身近な人ほど起こりやすいので要注意です。
せめて、言葉足らずで誤解されないように、言葉のボキャブラリーを増やしておきたいものですね。
【小さな実践】
省略・歪曲・一般化というフィルターは、言葉が相手に伝わるまでに2つの関門がある、1つ目は情報を自分の中でイメージにする時。2つ目の関門は、イメージから言葉にする時。これらを意識しておくだけでコミュニケーション能力は上がる