専門性はやりたくないことから
新しいアイデア
あなたが開業を考える時、まず、誰もやってないことをやろうと考えるかもしれません。そんな時に陥りやすい落とし穴があります。
新しい何かを生み出そうとすると、自分が持っているスキルや知識、得意な分野から選択してしまい、お客様側の目線を忘れがちになります。
アイデアを出す時の脳のクセは、あなたが既に知っていることの中から、いつもよく使っている道路(シナプス)を使って近回りします。そんな中で生まれた商品やコンテンツはあなたの「思い込み商品」なので、誰も興味が湧かないかもしれません。
何もないところから新しいことを考えるのは悪いことじゃありませんが、既に市場に流通しているモノやコンテンツをヒントにする方がはるかに楽だし、実在しているのでお客様側もイメージしやすいのです。
あなたが既に持っているスキルに、別のジャンルで学んだものをかけ算することで、オンリーワンになります。 売れなかった商品にも付加価値を付ければ売れるようになり、光の当て方次第で、同じものでも用途やターゲット層が変わります。
商品開発
古い話ですが、私が学生時代に商品開発センターという会社でアルバイトをしていました。仕事内容は、既存の商品をモデルに、一日中、下記のヒントを基に新商品を考えさせられました。
・ターゲット層を変える
・用途を変える
・別用途のモノを1つに合わせる
・多様性のモノを引き算してシンプル使いにする
・去のヒット商品をアレンジして新製品にする
そして商品コンセプトを考える時は、5W1H、「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「何故」「どのように」この5W1Hの枠に入れて文言を入れてコピーを書かされていました。美大生にはピッタリのアルバイトでした(^^)
商品開発は昔も今も基本は同じ。アイデアを引き出す枠の中に単語をランダムに入れていくことで閃きが出てきます。1つのモノに多角的に光を当てると、それらの影から偶発的な発見があります。是非、やってみて下さい。
【小さな実践】
閃きトレーニング
・ターゲット層を変えてみる
・商品の用途を変えてみる
・別用途のモノを1つに合体させてみる
・多様性のモノを引き算してシンプルにしてみる
・過去のヒット商品をアレンジしてみる