視点を変えると誰でも質問力がつく

頼まれ事を断れない

人から頼み事をされて引き受けたものの、後で後悔したことありませんか？

私は昔から人から頼まれると断れないし、おだてられると100％OKします。よく人がいいと言う人がいますが、人がいいわけではありません。何故、断れないのかを今回はじっくり考えてみました。

人からの頼まれ事を断ると、相手を否定したようで嫌われたくない気持ちになる、或いは相手の言うことを尊重して信頼を得たいという、両方の思考が同居しているように感じます。





例えば、「忙しい時でも、人から頼まれると断れないんだよ。どうしたらいいと思う？」こんなことを誰かに相談したとします。すると相談した相手から、逆に質問されました。「その頼まれ事を断ったらどうなるの？」

例え私が断ったところで、頼んできた人は、他に承諾してくれる人を探すだけですよね。このような質問によって、普段なら観えないものが観えるでしょう。このような質問がコーチングの気付きを引き出す質問です。

少しだけ視点を変えた質問をすると「気付き」が引き出されます。面白いでしょう。質問力とはよく言ったものですね。



【小さな実践】
クライアントが対面している側の視点に立って質問してみる