めちゃ簡単な障害の乗り越え方
カフェでコーチング
先日、お客様と大阪で待合せ、スタバで「コミュニケーション」をテーマにセッションを行ないました。電話やZoomより対面セッションは、コーチング本来の威力を発揮します。
今回のセッションは、お客様にコーチングの定番のような質問をしました。質問の内容自体はそれほど重要ではなく質問に答えるお客様の言語や所作の細かいところを、五感をフルに使って観察するのが目的です。
セッションをやっていくうちに、お客様自身が質問に対して矛盾を感じながらも、無理に答えていることが数度ありました。これらはよほど注視していなければ見落とすところです。
思考の言語化
私たちは思考を言語化する時、普段、使い慣れた言葉で話します。聴く側は、相手の言語を一度、自分が理解しやすい言語に置き換えて理解しています。 その時点で相手が本当に言いたいことが微妙にニュアンスが変わって翻訳されます。これが双方の脳のフィルターを通したコミュニケーションの流れです。
関係性が良い相手なら、双方が適当に補正しながらコミュニケーションのバランスを保つことができるのですが、苦手な人と話していると、相手の話を理解する努力をしないので、往々にして誤解が生まれ、人間関係がこじれる要因を、話せば話すほど築いていることになります。
五感のフル活用
傾聴とは、耳を傾けて熱心に聴くとあります。コーチが何のために傾聴するのかと言うと、本来、お客様が言わんとすることを、五感をフル活用して理解し、さらにお客様自身が気付いてないことを質問で引き出すのが目的であって傾聴が全てではありません。
五感のフル活用は、観えない、お客様の目線や呼吸、表情全身の動き、声のトーンなど、お客様が発信する情報をひとつ残らず拾うのは、電話やZoomでは限界があり、対面セッションでしかできません。
時代に逆行するかもしれませんが、カウンセリングやコーチングは、できるなら対面セッションを中心にやっていきたいなぁ(*^^*) あなたはどうでしょうか?
【小さな実践】
あなたが子どもにコーチングするとしたら、どのような場所とどのようなタイミングで行ないますか?