人間関係の根っこは家庭でつくるもの

小橋広市

小橋広市

テーマ:関係性コンディショニング

今日はステキなご夫婦の話。

私が実家に帰った時に参加した交流会で、あるご夫婦に聴いた話です。話の流れからで奥さんに「ご主人のどんなところに惹かれたの?」と聴いてみると「どんな状況の時にも手を止めて私の話を聴いてくれる」 と笑顔で答えてくれました。

ご主人に手を止めて話を聴く理由を聞いてみると「もしかすると、とても大切な用件かも知れないので」 と答えてくれました。ご主人はとてもストレートでいい意味で日本人的ではないので、私の中では少し意外でした。

奥様のことを普通に「綺麗」と言い、誰の前でも普通に目を見つめ合うことができる。自分の気持ちをストレートに言うことが、ご主人と話していると特別なことではないように思えてくるから不思議です。

一方、奥さんは「こんな人と出逢いたいなぁ」と理想の人をイメージしていたら主人と出逢うことができたと言ってました。これはもう引き寄せの法則でしょうか(^^) 仲が良いというのは周りから見ても気持ちが良いものです。 







今は3組に1組の夫婦が離婚する時代だそうですが、夫婦がこのようなコミュニケーションがとれていたら、昔のようなアットホームで笑いが絶えない家庭になるような気がしました。

自分の思考や行動が変化し始めると周囲の環境も少しずつ変わってきます。そして日常、付き合う人も変わってきます。もしかすると、このご夫妻の出逢いは必然的だったのかもしれませんね♪



少し話はそれますが、出会った頃は話題がいっぱいあったけど、年月が経つと会話がなくなるといいます。夫婦の会話がなくなる原因が、会話のキャッチボールができなくなったことにあるとしたら改善する効果的なコーチングスキルがあります。

それは相手の言葉の言い換え(要約)をしてみる。例えば、「◯◯したけどつまらなかったわ」と奥さんが言ったとすると「◯◯したけどつまらなかったんだね」と旦那さんが返します。

これを続けていると、奥さんが何故つまらなかったのか?という疑問が旦那さんの頭に浮かんでくるかもしれません。

同じ言葉をオウム返しに言っているようで、旦那さんの話し方や声のトーンで、最初に言った奥さんの方も新たな話題や自分が話した中に気付きを発見することがあります。


少なくとも「あなたはいつも私の言うことを聴いてないわね」と言われることはなくなります(笑) 
是非、お試しを。




【小さな実践】
ネガティブな気持ち(頭に浮かんだこと)を
ポジティブな言葉に変えて言うトレーニングをしてみる



 

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小橋広市
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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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