アイデンティティを他者を投影して観る

小橋広市

小橋広市

テーマ:関係性コンディショニング

お子さんが、
スマホでLINEやゲームに
夢中になるので、アプリや携帯に
制限をかける親御さんがいるようです。

しかし、人は制限されると
それをやぶりたくなるのが
心理ですから困ったものです。



コミュニティモデル



そう言えば、この間帰った時に
特養の雰囲気が気に入ったお袋が、
毎日の様子を自慢気に
話してくれました。

特養に入ってから
声のトーンが明るくなり、
着るものや身だしなみを
気にし始めました。

皆んなで昔の歌を唄ったとか、
折り紙を教えてあげたとか
楽しかったことを覚えていて、
行動にも少し積極性が
出てきたようです。


多くの時間を独りで過ごし、
ネガティブなことばかり考える毎日が、
利用者の方と関係性を持つことで
考える時間がなくなったのが
良かったのでしょう。


私たちは、
他の人と比較することで、
自分の価値基準を認識して、
アイデンティティを
構築することができます。

例え認知症になっても
人はアイデンティティを
構築し続けるのかもしれませんね。

お袋が特養の話しをしてる時、
何故か遥か昔のことを
思い出しました。


私が初めて幼稚園に
行った時のことです。

楽しかったことを
機関銃のように祖父やお袋に
話していたあの頃を。



【小さな実践】
苦手な相手の中に、あなた自身の
嫌な部分が観えるかどうか観察してみる

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小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

小橋広市プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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