目的地に行く地図が違う
昨日の「苦しい、懐しい、楽しい」の
記事で、認知症のお袋に強い怒りを
感じたことを書きました。
何故、認知症だと理解しているのに
お袋がしたことに対して
強い怒りになってしまったのか
ここでお伝えします。
たまには手料理でも
食べてもらおうと用意をしてるのに
お袋が勝手にインスタントラーメンを
作っていたことに怒りました。
お袋にしてみれば、
息子と一緒に食べようと作ったのに
どうして怒るのか分からなかったでしょう。
この頃の私は、
お袋が認知症でなかった頃の
「きっと喜んでくれる」
という期待値が残っていました。
怒りをコントロールする
専門家でありながら、
怒ってしまった自分に腹立たしくもありました。
私たちの思考や行動には
大なり小なり期待値があります。
この期待値は、
自分に向けるものや
他者にむけているものがあります。
環境が変わった際、
職場や新しい出会いにも
あなたの期待値があります。
人や環境に対して
期待値が下回ると不平不満が出て
ストレスが溜まり、イライラや怒りに変わります。
これらのストレスを
最小限にする方法は、自分の期待値を
コントロールすることです。
期待するなとは言いません。
過剰な期待を抱かないことです。
人や環境は思い通りにならないし
最悪の事態も起こるということを
想定しておくこと。
期待値を下げた中でも、
あなたが楽しめることや
自身の成長に繋がることを
見つけておけば、期待値を
コントロールすることができます。
【小さな実践】
どうすれば相手が喜ぶか
どうすれば今より生産性を上げることが
できるか相手の立場で考えてみる