どこまで弱者を苦しめるのか

小橋広市

小橋広市

テーマ:認知症介護者の憂鬱

お袋が認知症になり、
介護保険を使うようになって
色んな情報が入ってきました。

今は特養でお世話になっていますが、
他人事ではありません。



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先日、特養にお袋の面会に行った時、
こんな話を聴きました。

「介護報酬の削減」

政府は、利用者の利用料金が少し下ると
言っているらしいが見当違いも甚だしい。

介護報酬が下るということは
どこかで経費削減をしなければならない。
とはいえ、現状の介護従事者の賃金を
下げるわけにもいかない。
結局のところ、しわ寄せは、
介護内容の充実が図れなくなるということ 。

政府は介護施設を作れといいながら、
財源が厳しくなると、在宅介護を優遇する
制度に変更する。

国の負担が大きい特養を作り過ぎた為、
今後、特養は現状維持だが、共に負担の
大きいデイサービスを減少させる意向。

その変わりかどうか分からないが、
「サービス付高齢者向き住宅」という
在宅介護を中心とした制度を見直し、
さらに充実させるとのこと。

サービス付き高齢者向け住宅は
すべての入居者に対して、
安否確認・生活相談サービスを提供し、
ケアの専門家が、日中は建物に常駐する
という内容のものらしい。

ここまでが聞いた話です。


これらの話を聴いた時、
高齢者が増えていく昨今、
在宅介護ができない人が増えるのは
目に見えています。

どうして、政府はこのような
場当たり的なことしか
考えないのでしょうか。

少子高齢化社会に向けて、
介護制度の将来に不安を感じています。



【小さな実践】
介護システムは聞かなければ
教えてくれないことが多いことを認識し
市民コミュニティで、同じ悩みを持つ仲間から
情報を収集しておく




 

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小橋広市
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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

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