過去のエッセンスとエピソード
コーチングとはと問われると、
一般的には、自発的な行動を促す
コミュニケーション技法と
言われることが多い。
そしてこう言われます。
コーチングはどんな人にも
有効ではありません。
コーチにとって、
コーチングを成功させる
最も大切な要素は何かと言うと、
あなたに明確な目的と覚悟があり、
常に行動的であること。
しかしこれは理想で、
明確な目的と覚悟があって
行動的であればコーチがいなくても
自発的にできます。
生き方に迷いがあったり、
よりどころを探してココロが
弱っている人もいるんです。
私にコーチングとはと問われたら
「勇気づけ」と答えます。
専門書などには
最もコーチングが機能する
理想的なクライアントはというので
下記のようなことが書かれています。
・目的が定まっている
目的が明確で現状に痛みを伴っている。
・新しい方法を取り入れる
他人の言葉に耳を傾け、吸収し、反応し、成長し、
生活上の変化を恐れず行動し、自分を成長させる。
・行動する準備ができている
目的を成し遂げるためのリソース、空間、時間、
金銭的余裕、アイデア、機会を準備できている。
・ファウンデーション(基本的な意識)のレベルが高い
目的を決してあきらめない。
自尊心は強く、成長しようという強い意思がある。
・コーチを信頼している
コーチを対等なパートナーとして感じている。
自己中心的でなくコーチを受け入れることができる。
成し遂げた成果をコーチと共有する。
コーチからの提案に対して理解し受け入れる。
・変化を積極的に受け入れることができる。
ときとして、コーチがクライアントに、
ライフスタイル、仕事、時間の使い方に
おいて大きな変化を遂げるように提案するが、
こうした変化を受け入れる用意がある。
・結果に責任を持つ
コーチはサポートする側であり、
行動と結果は自身に責任があることを
理解し受け入れる
・コーチングを自ら選ぶ
コーチのアドバイスに従うだけではなく、
それを自分の考えとしてとり入れる。
・正直に真実を話す
コーチや自身に正直になれる。
セッションを有意義にするために、
自身も準備をしてセッションに臨み、
結果がでなくても正直に報告する。
これらがコーチングが
機能する条件のように書いている
専門書が多いんです。
冒頭でも書いたように
私から言えば、このような人は
自分で行動できます。
自信を付ける意味では、
コーチを始めたばかりの方には
良いかもしれません。
コーチングは、何度も実践し、
失敗や検証を重ねながら
自分自身もコーチングを受けて
上達するものだと考えています。
上記の例は
あくまでも参考程度に。
【小さな実践】
上記のコーチングが機能する条件の中で
応用できるところだけ抽出してみる