思い込みのワナ
久し振りに友人宅に行った時の話。
約束した時間に行ったが、
まだ友人は帰宅しておらず、
奥さんと子供とで、居ない亭主の悪口に
花を咲かせておりました(^^)
小一時間して
酒の匂いをプンプンさせ、
真っ赤な顔した友人が帰ってきました。
すると、訳も聴かずいきなり奥さんが、
あんた、約束しているのに
外で飲んでくるなんて、何を考えてるの!
亭主は、
帰ったそうそう、うるさいんや!
などと、私がいるのはお構いなしに
喧嘩を始めたので、面白くて
しばらく夫婦の喧嘩を観察してました。
双方が、自分が絶対に
正しいかのように主張し合ってます。
上の図は、
自分と相手のコミュニケーションの
流れを図にしています。
相手の言動を自分が認知した結果、
それが自分の言動になり、
自分の言動を相手が認知した結果、
それが相手の言動になる
このループを
認知と行動のブラインドループと言います。
ブラインドループというのは
相手がどのように認知したか
解らないのはもちろんですが、
自分の言動すら正確に解らないという
ブラックボックスがコミュニケーションに
存在しているという図です。
このループは今回のように
中立の立場で観ているとよく解ります。
人間関係で問題が起こった時、
相手の言動は、ほとんどあなたの言動が
引き金になっているはずです。
喧嘩になった時、
上の図を思い出してみて下さい。
少しは冷静になれると思いますよ(^o^)
【小さな実践】44/1000
あなたは、自分が怒った顔や態度を
想像することしかできないが、
それを正確に認知できる相手は
あなたのその顔や態度に反応して行動する