どちらのタイプなんてどうでもいい
iPhoneⅩも出ことだし、
実物を見たくて家電量販店で
携帯のコーナーに行ったら、
突然、トコトコとやってきた店員さんに
「こちらだったら本体は0円ですよ」
と言われました。
この店員さん、
私が携帯を買いに来たか
新機種に興味を持っていることを
前提で話しかけてきました。
以前、こんなこともありました。
車の損害保険の更新時、
新しいタイプの車両保険の説明を
延々と聴かされた後に、営業マンが
「更新の前にご質問はありますか?」
と聞かれました。
これも更新することが前提で話してます。
OKするのが当たり前のような
意図で話されると、いつの間にか
相手のペースに巻き込まれてます。
前提話術は自分が望む答えを
予め内容に組み込む話術です。
好意を寄せてる先輩を食事に誘う際も、
「今日、食事の後で大切な話があるので
聴いてくれませんか?」
これはあなたも
無意識に使ってるかもしれませんね(笑)
前提話術は、
私が勝手に言っている造語ですが、
自分がOKしてもらいたい内容を
2つ入れて話すと効果的です。
どういうことかと言うと、
相手にとっては2つ共断るのは
悪いからどちらか一方をOKしようという
気持ちを持ってくれます。
上記の意中の先輩を誘う例では
食事は断られたとしても、
「話なら次の機会に聞くね」と
二人っきりになる機会だけは
持てるかもしれません(^o^)
もし、相手に2つ共断られたとしても
「いつも断ってて悪いなぁ」
という罪悪感を持ってもらうと
返報性の原理が働くかも。
【小さな実践】
相手に何かを依頼する際、
依頼する内容に「承諾する理由」と
「内容に興味を持つ」かどうか検証してみる