き・ず・な・・・

小橋広市

小橋広市

テーマ:人生の軌跡と羅針盤

阪神・淡路大震災や東北大地震で
被災地に行ってボランティアをしていると、
各場所でミニコミュニティが生まれます。

最初は関係性のない状態で集まってますが、
その内にボランティアはボランティア仲間、
消防団は消防団や救援部隊。

そして被災者は
ご近所でコミュニティを作り、
そこには特別な家族感が芽生え始めます。

そんな時、つくづく人間は
ひとりで生きていけないものだと感じます。
特に九死に一生を得た体験をした仲間同士は
何年経っても繋がりを保てるそうです。
それが「絆」と言われるのかも知れません。

震災当時、私は、
二人一組で倒壊した建物に
判定シールを貼るボランティアをやっていました。
余震が続いている中、倒壊の危険の中で
行ったボランティア。

その時の相棒と、数十年経った今でも
繋がりがあり、こういった特別な仲間意識は
自分の中で「絆」と呼べるものかもしれません。



コミュニティ



数年前、5ヶ月間、セミナーで
時間を共有した仲間ができました。
その中の一人の若者が、
「同じ時期に学んだ仲間と繋がっていたい」
という話をしていましたが、
強い絆で結ばれているわけではないので、
時が経てば、特に皆んなで会うこともなく
通常の生活に戻っています。

人との繋がりはどのようにして
構築されていくのでしょうか。

一度、縁あって繋がった仲間でも
いくら双方が大切にしたい気持ちがあっても
何らかの接触がなければフェードアウトします。

身近な人たちは関係性を保っていますが、
一度、離れると、頭の片隅にしか残らなくなり、
その内、名前や顔すら忘れてしまう。

絆、ご縁などの言葉は、
人と人との関係性に使う言葉ですが、
「絆」という言葉は、とても深く特別に感じて、
何十年ぶりにあったとしても
すぐにいつものような会話ができますね。

ところで、
あなたには絆で繋がっている
大切な人はいますか?




【小さな実践】11/1000
遠くでも繋がっている人は、
あなたと何故、繋がっているのかを考えてみる



 

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小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

小橋広市プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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