一番観えてないのはあなた
あなたはご主人やお子様と話す際、
相手に顔を向けて話していますか?
状況によってできない場合もありますが、
私は話す相手に顔を向けて話しています。
でも、人はあまりにも目を見つめられると
恋人でもない限り心理的にストレスを感じます。
私は職業がコーチなので、
表情や目の動き、所作などを
特に注視しながら話しています。
よく「向き合いなさい」などと
言われることがあります。
・相手と向き合う
・悩みに向き合う
・困難に向き合う
・悲しみに向き合う
これらを物理的に言うと
相手や出来事を直視するということになりますが、
この時の「向き合う」は相手や出来事を
受け入れるということでしょうね。
相手を受け入れるのは
言葉だけでは容易ではありません。
コミュニケーションで大切なのは
言葉以外の非言語コミュニケーション。
相手に笑顔やうなずきがあると
安心して話せてます。
相手の顔色を見るだけで
その時の体調やモチベーションが
わかったりします。
特に子供は話す時に
たいてい相手の顔を見て話します。
子供特有の直感力で話して大丈夫かどうか
表情を見て確認しているのでしょうね。
私の友達にこのようなご夫婦がいます。
ある雑談の中で、奥さんに
「旦那さんのどんなところに惹かれたの?」
と聞いてみたところ、
「どんな状況の時にも手を止めて私の話を聴いてくれるの」
と奥さんは照れくさそうに答えてくれました。
旦那さんにも
「どうして手を止めてまで聴くの?」
と質問してみました。
「もしかしたらとても大切な事かも知れないので」
と旦那さんは答えてくれました。
私はふと・・
家族がこんなふうにコミュニケーションがとれたら
きっと笑顔が多い家庭になるだろうなと
ココロが温かくなりました。
この旦那さんはとてもストレートで
いい意味で日本人的ではありません。
奥さんのことを普通に「綺麗」と言い
普段でも目を見つめ合うことができる。
この旦那さんと話していると、
自分の想いをストレートに言うことが
特別なことではないと思えてくるから不思議です。
旦那さんと出逢う前、
奥さんは将来の旦那様像を
「こんな人と出逢いたい」と具体的に
イメージしていたそうです。
自分の思考や行動が変化し始めると
周囲の人や環境も少しずつ変わってきます。
きっと、このご夫婦の出逢いは
必然的だったのかも知れませんね。
【小さな実践】
相手の表情や所作を見ながら話すと
今までと何が変わったのかを意識してみる