前提トークと返報性の原理でクロージング
子供の頃から
考えていたことがあります。
それは、
自分が感じてる感覚や色、形などが
本当に他の人も同じように
感じたり見えたりするのだろうかと、
私が見てる赤色を
他者は別の色で認識しているかも・・・
よくよく考えてみると
自分が認識している赤色を、
他者も同じ赤色に認識していることを
証明することができませんよね。
つまり、私の見ている赤色は
他者にとってはオレンジ色かもしれません。
これはどう説明しても
私自身も頭がこんがらがっていますから
理解してもらえないでしょうね(笑)
もっと掘り下げると、
自分が居る世界が他者と同じかどうか。
自分の周りの膨大な情報の一部を、
削除したり歪曲したり一般化し、
それを自分なりに解釈して
小さな現実を創りだしている。
これが自分が創り出した現実の世界なのに
みんな同じ世界だと思っています。
人間のように
言語というツールをもってしても
自分の思いの数%しか相手に伝えることができない。
歯がゆいですが、これも現実でしょうね。
話は変わりますが、
LINEの会話がイジメに発展することが多い
という特集をやっていました。
私の場合は、クライアントさんからの
相談などをメールでやり取りする際、
誤解が起こらないような文章を考えるので
どうしても長文になることが多いです。
中学、高校生のLINEの会話は、
単語の羅列や隠語、省略語、絵文字などが
多く使われるそうです。
例えば、
「何でくるの」という言葉の意味には
「どのような交通機関で来るの?」という意味や
「何故、あなたが来る必要があるの?」
という意味にもとれます。
これは文脈のよって判断するしかありません。
信頼関係があると思っていても、
自分の思いは数%しか相手に伝わりません。
自分が伝えたことを、相手がどのように
理解したかという確認が大切です。
人は時として、口にしていることと、
実際に思っている内容とが食い違うことがあります。
よく言う、社交辞令のことではなくて、
単純な言葉間違いのことです。
私はこれがよくあるそうです。
たいてい相手が確認してくれるので
大事にならずにすんでいますけどね(^o^)
もし、話しててそれを感じたら、
正直に相手にそれを伝えること、
これは双方に言えることです。
確認作業はコミュニケーションでは
もっとも大切なことですからね。
【小さな実践】
普段から自分の「感情」を正確に
相手に伝えるトレーニングをしておく