インナーゲーム
いつかは、ここで書けたらいいなぁ
と思っていたこと。
実は、私の軸になっているのは
「U理論」です。
この衝撃的な本に出会って
早、数年が経ちました。
中土井僚氏の「U理論入門」
同氏が翻訳した原書もありますが、
いきなり読むと抵抗があるかもしれないので
まずは入門編を読む方が良いでしょう。
この本は、自己啓発とか売上アップ
というようなものではなく、
人間関係の根源的な捉え方が
ヒントとして示されているような本。
とは言え、個人の印象なので、
読む人の経験や年齢、職業などで
多種多様な受け取り方があると思います。
この本は今でも何度も読み返し、
その度に気付きがあります。
どんな良い本を読んだとしても
急激に変容することはなくて
常に日々少しずつ変化ししています。
日常の生活の中で起こったことは
普段、あまり気に留めていないと思いますが、
突然、何かが腑に落ちたことってありませんか?
「あの時、言ってたのはこれだったんだ」
なんてこと。
私がよく実践で使っていることは、
この本の中に「一歩下がって保留」という
言葉が出てきます。
私なりの解釈で申し訳ないのですが、
ある出来事があり、それに対して、
強い疑念や怒りが勃発した時にどうするか
一歩下るというのは、
自分の背中から蝉が抜け出るように
殻を破って身体の少し後ろに抜け出るイメージ。
これは私の講座のワークで行うと
すぐイメージできます。
自分の実態から
一歩下がった状態で観察すると、
強い疑念や怒りを客観視できるんです。
「U理論」は理解するというより、
理解できた部分を、普段、感じたことの中に
当てはめて自分の解釈で実践していくことが
大切だと思っています。
それが正解でなくても
この本を何度も読み返していれば、
微調整しながら、やがて腑に落ちてきます。
ビジネスで大切なことは、
マインドセットやセルフイメージ。
これが不十分だと、いくら素晴らしい
スキルや仕組みを学んでも、
ビジネスは数年しか持ちません。
マインドセットやセルフイメージは、
起業後、1年で年収3000万になるというような
派手な学びではありませんが、
スキルや仕組みを先行している起業家は
必ず淘汰されます。
ビジネスの基本、それは
ネットとかリアルは関係ありません。
基本はお客様との人間関係の構築
最後はこれしかありません。