足に合う靴は、どうして恰好悪いの?
異常気象と認定された今年の夏。
確かに暑かったですね。
今年は、熱中症が怖くて外出を控える中高年の女性が多かったように思います。
夏の間に市販のサンダルを履かれていたご婦人が、久し振りに健康靴を履いたら、小指の脇が痛くなったというご連絡がありました。
このご婦人、リウマチによる足首や指先の変形で市販の靴を履くことが出来ない状態だったのです。
当相談室で健康靴をお作り頂き、快適にご使用頂いていた筈なのですが、いったい何があったのでしょう?
ご来店頂いたご婦人の足を見てみると、膝下から足首にかけての脚が大きくO脚状に湾曲しています。
足のカカトや足首が開放された底の薄い鼻緒サンダルで過ごしているうちに、脚の歪みが酷くなったのでしょうか?
以前から足首が体の外側に倒れ易い状態だったのですが、脚の湾曲が酷くなったことで、より一層足の小指側に負荷が掛かるようになってしまったようです。
「随分とO脚が強くなってしまいましたねえ・・・。」と私。
「やだー、指摘されるまで全然分からなかった・・・。」とご婦人。
以前お作り頂いた健康靴は短靴タイプのため、足首から上の湾曲には対応できません。
そこで、足が外側に倒れないようにするためのインソールのサポートを強化しました。
そのうえで、アンクルブーツタイプの健康靴を履いて歩いて頂き、短靴との比較をして頂きました。
「わあー、全然違う・・・。ブーツの方が楽ですね。」とご婦人。
「足の状態に応じて、安心して歩ける長距離用と近くを散策する用途とで、使い分けて頂くのも良いかもしれませんね。」と私。
「善は急げで、このブーツを作って下さい。」とご婦人。
早速、新しい健康靴の製作に取り掛かりました。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
30min.http://30min.jp/place/918275
濱ともカードhttp://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/kourei/hamatomo/
ビズコミhttp://www.biz-comi.net/index.php/219/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E7%9C%8C/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82%E7%B7%91%E5%8C%BA/232/?category=category6