コラム一覧
花粉症とビタミンD
2023-01-28
1月下旬くらいから花粉が飛び始め、2月くらいから花粉症のシーズンが始まります。そろそろ予防を始めましょう。 ビタミンD ビタミン Dの受容体はさまざまな細胞に発現しています。多様な作用を持つことが知...
ペットボトル症候群に注意
2022-08-14
夏は冷たい飲み物を飲む機会が多くなりますが、清涼飲料水の飲みすぎには注意しましょう。とくに糖尿病の方や若年者や子供では、喉が渇きやすいなどの高血糖症状に気づかずに清涼飲料水を多量摂取して重症化し、...
酢と歯
2022-07-12
暑い夏は酢っぱいものや、果実酢の炭酸割が欲しくなります。しかし、濃すぎる酢は身体に悪影響を及ぼすことがあります。 歯への影響 う蝕、酸蝕症 があります。酸蝕症はコーラ飲料やスポーツ飲料をはじ...
生卵とリスク
2022-06-23
日本では生卵を食べることは一般的ですが、海外では必ず加熱して食べます。この違いはなぜでしょうか。最も重要な原因は サルモネラ菌(Salmonella Enteritidis)感染症のリスクの違い です。 新鮮でも安心...
スマホと睡眠
2022-06-11
眠れないときにスマホをいじる習慣のある方は、それ自体が眠れない原因かもしれません。 ブルーライトとは ブルーライトは太陽光に含まれている光環境の一部なのですが、習慣的に夜間ブルーライトが眼...
砂糖とラカント
2022-05-31
ラカントは羅漢果(ラカンカ)の高純度エキスなどから作られます。砂糖の代わりに使用されるのですが、意外なほど健康への効果が報告されています。羅漢果には 抗酸化作用血糖値上昇抑制作用抗糖尿病作用 ...
セレン欠乏症とは
2022-05-28
セレンは体内で合成できない必須微量元素ですが、ふだんはあまり意識しない栄養素です。しかし食事の偏りや基礎疾患のある方には不足しやすく、 重篤な欠乏症を発症 することもあるので注意が必要です。 血...
亜鉛と味覚・食欲不振
2022-05-15
食べ物の味がしない、食欲がないときには「亜鉛不足」が疑われます。 亜鉛欠乏症の診断と血清亜鉛値 血液検査では 60μg/dL未満 が「亜鉛欠乏症」とされますが、血清亜鉛値は必ずしも身体の亜鉛状態を...
老化の原因 終末糖化産物(AGEs)
2022-04-30
ヒトの老化にはさまざまな原因がありますが、その一つが 終末糖化産物(AGEs) によるものです。ヒトは加齢に伴って、生体内の蛋白は一様に糖化を受けて臓器障害性の強い 終末糖化産物(AGEs) と呼ばれる老...
ストレスとマグネシウム
2022-04-24
最近、ストレスを感じていませんか?マグネシウムと急性ストレスとの問には相互に関連のあることが明らかにされています。 Cernakらの研究(慢性の心理的ストレス時のマグネシウム代謝について) 若いボラン...
骨粗鬆症の予防
2022-04-14
骨粗鬆症の予防や治療には適切な量の栄養素摂取が重要です。臨床の現場でも栄養指導は重要な位置を占めており、骨の強化のためには「カルシウムの摂取が重要」と認識されている方も多いと思います。しかし、それ...
本物の塩とは
2022-04-12
高血圧や慢性腎臓病の方には 「減塩」 を指導させて頂く機会が多くあります。しかし 「塩」 といってもさまざまであり、適切な 「減塩」 というのは難しいのです。なぜなら本当の 「塩」 は人間にとって...
高血圧とマグネシウム
2022-04-10
マグネシウムは必須ミネラルの 1 つで、ATPに関わるすべての酵素、さらに核酸・蛋白・糖・脂質代謝・活性酸素消去酵素などの酵素活性の維持に大きく関わっています。また マグネシウムはL型・N型Caチャネル拮抗...
心筋梗塞とマグネシウム
2022-04-03
肥満やコレステロール値は心筋梗塞と関連していますが、食生活とも関係があります。男性、女性ともに肥満とコレステロール値が有意な正の相関を示しており マグネシウム と魚介類のバイオマーカー、タウリンが...
加齢と腸内細菌
2022-03-29
腸内細菌叢のバランスが崩れて異常な状態(dysbiosis)が持続すると、腸内恒常性が破綻し様々な病態の形成・増悪に関わると考えられています。近年では消化管疾患だけではなく メタボリック症候群、自己免疫性...
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